旅先〇〇ランキング パート②
海外〇〇ランキングパート②でございます。
※前回のおさらいです。
これまで、アジアやヨーロッパを中心に25か国行った。
その中でも特にこの場所は、
〇〇において1番だ!
と思うランキングを勝手にいくつか作りました。
【これまで行った国】
〇アジア*******************************************************************************
韓国/中国(上海・張家界)
〇東南アジア**************************************************************************
ベトナム/タイ/ラオス(パクセー・シーパンドン)/カンボジア
〇ヨーロッパ**************************************************************************
イングランド/スコットランド/ベルギー/ドイツ/オランダ/イタリア
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******計25か国*******
★★いろいろランキングラインナップ★★★★★★★
A. 食べ物がおいしい場所ランキング1位
B. 食べ物がおいしくない場所ランキング1位
C. すんげー廃墟ランキング1位
D. 人が温かい場所ランキング1位
E. 旅しにくいところランキング1位 ←今回ここから‼‼
F. なんじゃこりゃ絶景奇景ランキング1位
G. 美女多い場所ランキング1位
H. 秘境ランキング1位
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
という具合でまだまだ行った国は少ないです。
ランキング1位を僕自身の旅先での経験に基づいて
主観てんこ盛りで紹介するため、
えええ~~~~ッッと思うようなランキングもあると思いますが
ご容赦ください。
それでは、発表!!
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E. 旅しにくいところランキング1位
中国
ポイントとしては、
・公共交通機関がしっかり整っているか
・英語は通じるか
・ゲストハウスはたくさんあるか
などなど、旅をするためのインフラがきちんと整備されているかで
旅はどんどんやりやすくなる。
逆にこれらが整ってないところを今回選んだ。
中国は、上海と、武陵源自然保護区という映画「アバター」の舞台として
人気を博した場所、張家界へ行った。
中国はまずもって英語が通じなかった。
日本の隣の国であるにもかかわらず、
これまでで一番旅をしにくかった国が中国だ。
基本的には、どの国も観光地で働く人は片言でも英語を話す。
だがそんな常識はこの国には通用せず。
ビールやトイレでさえ通じない。
てなわけで1位。
でも自然は本当に素晴らしい。
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F. なんじゃこりゃ絶景奇景ランキング1位
ブルガリア ―ベログラドチク奇岩群
ブルガリアはヨーグルトだけではない。
実は、ブルガリアのグランドキャニオンと呼ばれる場所がある。
留学中に学生団体が主催する、ブルガリア国内を回るツアーに参加した時に行ったこの場所は大自然の迫力に圧倒された。
それがベログラドチク奇岩群。
写真では伝わりにくいが、何十メートルもある石柱型の奇岩が無数にある。
その数個の奇岩に登れるのだが、柵などほとんどない。
少し足を滑らせようものなら何十メートル下に真っ逆さまである。
まだまだ観光客が少ないので、あまり規制されていないのだろうか。
景色は圧巻。
ブルガリアにお越しの際はぜひ。
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G. 美女多い場所ランキング1位
ってどこ?
となる人が多いだろう。
ベラルーシはロシアの西に隣接する国でウクライナの北に位置する。
というか、ロシアに隣接する国の女性はみんな90%くらいの割合で美人。
ロシアはなんというか美人で高貴すぎるので、
ロシアに隣接するウクライナやラトビアの人はちょうどいい具合に美人。
こればっかりは、ご自身の目で確かめてみて。(わら)
終わり。
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H. 秘境ランキング1位
秘境とはどういった場所か、ここが1番のポイントだろう。
勝手に定義すると、
・ある程度行くのに時間がかかる。
・行き方が難しい。
・日本では絶対に見れない景色。
・日本人にあまり知られていない。
こういったところだろう。
僕はこういった場所が大大大好きである。
地球の歩き方にぎりぎり載っているかいないかくらいの場所である。
ここは間違いなく秘境と呼べる。
ラオス語で4000の島々という意味がある。
その名の通り、メコン川に小さな島々がたくさんある地帯をそう呼ぶ。
その島々の中で観光地化されている島が二つ。
ドンコーンとドンデッド。
主に西欧の観光客が多く、連日連夜マリファナのパーティーが開催される。
ただ、この場所は行くのがちと面倒。
中継地点のパクセでは、BOOKING.COMで宿を探しても全く見つからないし、
道中道ががたがたでトランポリンのように跳ねる。
ドンコーンとドンデッドではともに高額紙幣の両替を断られるし、
周到な準備が必要だ。
だが、いばらの道の先にある楽園というか、
その島々は本当にのどかで時間の流れを忘れてしまうほど。
夕方まで、バンガローのハンモックでゴロゴロし、
夜はつぶれるまでビールを飲む、
観光地もしっかりあって、
メコン川の川イルカやソンファミットの滝は見所である。
毎日の仕事でうんざりしているあなた、ぜひ行ってみては?
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以上、旅先いろいろランキングでした。
いかがだったでしょうか。
共感できるものや、このランキングを超えるもの知ってますという方はぜひ
教えてください(^^)
旅の情報シェアしましょう。
おわり
旅先〇〇ランキング パート①
これまで、アジアやヨーロッパを中心に25か国行った。
その中でも特にこの場所は、
〇〇において1番だ!
と思うランキングを勝手にいくつか作りました。
【これまで行った国】
〇アジア*******************************************************************************
韓国/中国(上海・張家界)
〇東南アジア**************************************************************************
ベトナム/タイ/ラオス(パクセー・シーパンドン)/カンボジア
〇ヨーロッパ**************************************************************************
イングランド/スコットランド/ベルギー/ドイツ/オランダ/イタリア
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******計25か国*******
★★いろいろランキングラインナップ★★★★★★★
A. 食べ物がおいしい場所ランキング1位
B. 食べ物がおいしくない場所ランキング1位
C. すんげー廃墟ランキング1位
D. 人が温かい場所ランキング1位
E. 旅しにくいところランキング1位
F. なんじゃこりゃ絶景奇景ランキング1位
G. 美女多い場所ランキング1位
H. 秘境ランキング1位
I. 英語の発音クセ強すぎランキング1位
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
という具合でまだまだ行った国は少ないです。
ランキング1位を僕自身の旅先での経験に基づいて
主観てんこ盛りで紹介するため、
えええ~~~~ッッと思うようなランキングもあると思いますが
ご容赦ください。
それでは、発表!!
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A. 食べ物がおいしい場所ランキング1位
ジョージアはワインの発祥の国ともいわれている。
特性のツボでワインを熟成させる独自の製法もある。
食事は肉料理が中心である。酒も野菜も果物もぜーんぶおいしいし、
ボリューム満点。中でも、中国に近いからか餃子のような料理「ヒンカリ」は格別。
具材は野菜や、牛ミンチ、マッシュポテトいろいろあるが、
やっぱり牛ミンチがいちばん。
とんがった部分をつまんで、皮をかじって穴をあけ、溢れ出てくる中のスープをすえば
ジョージア版餃子の虜になること間違いなし!!
イタリア料理もおいしかったが、物価の安さとお手頃さを加味して、
ジョージアを1位にした。
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B. 食べ物がおいしくない場所ランキング1位
これは本当に好き嫌いが分かれると思う。
これまでベトナムに行った人は、東南アジアでベトナム料理が一番おいしかったという人もいれば一番まずかったという人もいる。
僕は初めて食べたレストランのベトナム料理が雑草の味で
2回目に食べたところはゲロの味だったから
ベトナム=まずい
みたいな固定概念が染みついてしまったのだと思う。
でもこの子が作った生春巻きはうまかった。
(高級でない)レストランや屋台とかだとあたりはずれがあるベトナム料理。
その中で僕はほとんどはずれを引いてしまったんだと思う。
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C. すんげー廃墟ランキング1位
日本や海外でいくつか廃墟といわれるところへ行った。
日本だと軍艦島、海外だとサラエボがオリンピック会場に選ばれた時のボブスレーの競技場。
だが、そんなものたちより群を抜いて圧倒されたのがブルガリアにある旧共産党ホールと呼ばれる場所である。
当時のブルガリア政府の権威を表すため、巨大で異様な雰囲気を漂わせている。
ブズルジャと呼ばれる山のてっぺんに建っているこの建物はメインの門は閉ざされていて、建物横に空いている小さな穴から中に入る。
とにかく動画を見てくれればすごさがわかる。はず。
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D. 人が温かい場所ランキング1位
経験上どこの国にも心優しい人はいるのだが
特に感銘を受けた出来事があったためカンボジアを1位にした。
これにかんしてはランキングにするのはナンセンスかもしれないが。。。
宿泊しているゲストハウスのスタッフの青年が
話していて楽しかったので夜一緒に食事でもしないかと誘ってみた。
快く受け入れてくれ夜会う約束をした。
原付バイクで連れて行ってくれたのは、その青年の友人たちとの飲み会であった。
それもすぐ横はアンコールワット。
どうやら、地元民の憩いの場所らしい。
そんなことはどうでもよくて、物価も天と地ほどの差がある日本とカンボジア。
そんな旅人である僕に彼らは食事とお酒を奢ってくれた。
普通、お金を持っている人をみたらたかりたくなるのが心情。
だが彼らは違った。
その日に出会い数時間しか話してない日本人の旅人に彼らは奢ってくれた。
街灯もないアンコールワットの湖の畔。
少しながらでも疑っていた僕は涙をこらえた。
文句なしの1位。
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いかがだったでしょうか。
いろいろ海外〇〇ランキング。
すこしでも共感できるところがあればコメントしてくださいね(^ ^)
パート2へ続く。
MAME-SHIBA CAFE in Kurashiki
▮ ABSURD THEMED CAFES IN JAPAN
"Maid cafes", "Cat cafes", "Manga(Comic book) cafe" ....
Japan has long been at the forefront of themed cafes and restaurants.
Recently one of a weird themed cafe attracts attention for Japanese couple.
That is "Mame-Shiba Cafe"
Mame-shiba means a mini-shiba inu dog in Japanese.
It is originally comes from Japan.
Shiba-inu dog is already popular dog around the world.
Mame means a bean that references to very small size of the dog like a bean.
▮WHERE YOU RELAX WITH MAME-SHIBA DOG
That cafe is located in the Bikan histrical quarter in Kurashiki in Okayama prefectuer.
You see many histrical Japanese buldings in the quarter.
Kurashiki is located between Osaka and Hiroshima and it takes around 1 hour and 40 min from Osaka to Okayama and Okayama to Hiroshima as well.
It`s 20min from JR Okayama station to JR Kurashiki station then 15min on foot to the quarter.
There is also bus from JR Kurashiki St. to the Bikan histrical quarter.
Okayama prefecture is the largest producer of a jeans and there are also a lot of jeans shop in the quarter(surrounded by green line).
Mame-Shiba cafe is located on the 2nd floor in a renovated japanese old house.
(a souvenir shop on the 1st floor)
You can easily find this so that a big promotional singboard is placed at the entrance of the house.
In this house there are other themed cafes not only a mame-shiba cafe.
Those are Owl cafe and Cat cafe.
So 3 themed cafe in this house.
But mame-shiba cafe is absolutely the most popular cafe of the 3 .
▮HOW I DID FEEL
I visited to Mame-shiba cafe on a rainy day.
It was also weekdays.
Because of those situations, the Bikan histrical quarter was really quite.
(Nomally this place is a little bit crowded. )
But only mame-shiba cafe is really packed on the day I visited.
I recommend to there in the early hours.
open | 9:30 ~ 17:30 |
Adult(Aged 12 and over) | ¥780 | |||
Children(Aged 11 and less) | ¥580 | |||
Children(Aged 3 and less) | ¥0 |
The cafe is about 25㎡ of Japanese style room(Wa room).
Go up to 2nd floor, buy a ticket of mame-shiba cafe, then enter Wa room where mame-shiba dogs play.
You`re gonna have short-time instruction whichi you cannot do in the room with dogs.
・you cannnot hold dogs. (but it`s ok if a dog comes to you by itself )
・you cannot disturb the dog`s play rout so that dogs cannot take a leak.
・you cannot put your baggage on the mat.
and so on.
You choose a drink from a vending machine and sit on a tatami mat.
Then finally you can relax with the cutest dogs.
30min for ¥780 for adult.
I think it is little bit too expencive.
But don`t care because of those dogs.
Spend 30min staff let me know "it`s time to leave" .
If there are`nt waiting people, it`s gonna be 45min or 60min.
(I actually stayed for about 60min. )
Mame-shiba dogs are nomally friendly only stuffs.
If they move, dogs follw them.
It might be difficult to be friendly to them.
If you pad them, they walk away.
Sometime a stuff finds the custamer at the very-few-dog`s area,
then she move there and mame-shiba dogs also move there.
▮CONCLUSION
How is the mame-shiba cafe?
If you plan to travel to Osaka and Hiroshima, put visiting to the mame-shiba cafe on your schedule.
Why don`t you drop by Okayama prefecture?
Your travel would be more enjoyable!!!!
東欧3カ国を巡る⑤ 「温泉都市」ブダペストに「ドナウの真珠」、ブルガリアまでの鬼畜寝台列車
▮why hungary????
気づけばこのシリーズも5回目になる。
今回が最終章。
最後の目的地はハンガリーである。
留学先のブルガリアから
ハンガリー(今ここ)
とバスや電車で巡った。
留学も約6ヶ月が経っていた。
ブルガリアは日本を感じれる場所が少ない。
日本食レストランもほとんどないし、クオリティーも低い。
丁度日本食や日本文化にうえていた。
そんな中、ハンガリーは温泉で有名なため、
ハンガリーを旅の最後の目的地にし、
疲れたからだを温泉で癒そうと考えていた。
訪れたのは首都であるブダペスト。
特徴は、地図真ん中に流れるドナウ川を境界線にして
西側→ブダ地区
と
東側→ペスト地区
の二つの地区からなる都市である。
▮ブダペスト到着
コシツェからブダペストまでは鉄道で移動した。
約7時間の鉄道移動。
日が落ちるくらいに出発し早朝ブダペスト中央駅に到着した。
この駅の建物はかなり迫力がある。
ブダペストは実は移民問題が深刻で、戦争が行われている国や貧困で国を去ることを決めた中東やアフリカの難民・移民たちが行き場を求めてブダペスト中央駅の周辺に集まっている。
アフリカ大陸から海を通ってきたり、シリアやヨルダンから戦火を逃れやっとの思いでヨーロッパに足を踏み入れた彼らは、よりいい暮らしができる西欧や北欧を目指す。
ブタペストは観光地としてはかなりいい街である。
交通もしっかり整っていて、観光地もたくさんある。
物価も安い。
訪れるところは基本的にはドナウ川の川沿いである。
ペスト地区のより東は金融街のような感じになっており、
温泉がたくさんあるのはブダ側になる。
▮腹ごしらえ
ペスト側地下鉄のArany janos utca駅の近くで見つけた、「ARIGATO」という日本食レストランに入った。
店の看板が海外でよくある「なんちゃって日本料理屋」ではなかったので
期待大で入店した。
出迎えてくれたのは日本人のおばちゃんであった。
かつ丼とそばの定食を注文。
味は想像した通り間違いなかった。
※調べてみると、このレストランは2015年の11月で店を閉めていた。レストランを経営していた日本人夫婦が日本に帰国したらしい。日本のどこかでまたレストランをやっているのであればぜひいただきたいものだ。
▮おんせんへ
おなかも満たされたところで、
いよいよ楽しみにしていた温泉である。
何か所か有名どころがあるが、その中のゲッレールトと呼ばれる温泉に行った。
ここは「温泉」というよりは、「温水プール」。
この真ん中のプールでは、健康のためにご年配の方たちがエクササイズのレッスンを受けている。
受付でチケットを買い、コインロッカーへ荷物を預け、
入浴する。ルールは日本と同じである。
が、
皆水着を着て入浴しているため、やっぱり温泉というよりは温水プールと呼んだほうがよさそう。
ただ、留学して以降、湯船に浸かってなかったのでかなりいやされた。
▮市内散策
疲れを取った後は、夜まで時間があったため、
市内をぶらぶらした。
やっぱり絵になる街「ブダペスト」。
そして、日が落ちようとする頃、
夜景を見に、ブダ側のゲッレールトの丘というところに夜景を見に行った。
ゲッレールト温泉から歩いて分くらいだ。
街が夕日に照らされる。
ブダペストは僕の心を癒してくれた。
景色も、食事も、温泉も。
みんな素晴らしい。
丘からの帰りは、日本人の大学院生
2人組に声を掛けられ、一緒に飲みに行くことに。
※ジョッキでかすぎ!!!
そして、ゲストハウスに戻った。
どうやら、この夜は部屋は僕一人のようだった。
▮帰るよー‼
翌日は、ついにブルガリアへ帰る。
初の寝台列車である。
駅は相変わらず、配給をもらおうとする難民たちで溢れかえっている。
異様な光景である。
列車は17時間くらいで留学先であるブルガリアのソフィアに到着する。
わくわくしながら列車に乗った。
このスペースを4人で使う。
狭すぎツツ!
足ものばせないし、目が覚めたと思って座ろうとすれば、
上のベッドに頭をぶつけてしまう。
ここで17時間はきつかった。
国境を越えるときは、車掌さんが、パスポートを回収しに来る。
最初は超不安でちゃんと帰ってくるのかドキドキしたがちゃんと帰ってきた。
そんなこんなで、無事にソフィアに着きました。
東欧最高ですッッ!!!!!!!!!!!!!
東欧3カ国を巡る④ 丘の上のスピシュ城
▮夜行バスでスロバキアへ
アレックスとクラクフ中央駅で別れを告げた後、
次の目的地、スロバキア第二の都市コシツェまでの夜行バスを予約した。
夜行バスと言っても写真のようなヴァンでの移動となった。
あまり、観光地として人気がないのか、ヴァンに乗り込んだのは僕を含め3人のみ。
1人はバックパッカーのアメリカ人。
もう1人はおそらくスロバキア人。
※話はそれるが、いつも「スロバキア」と「スロベニア」がごちゃごちゃになる。
深夜0時くらいに出発して、
コシツェに到着するのは大体8時くらいなので約8時間のバス移動である。
FlixBusが安くておすすめだ(13€):
スロバキアのとある街でいったんバスを乗り換えた。
そこで、スロバキア人とみられる女性は降りてしまい、
ヴァンの中は僕とアメリカ人女性の2人となった。
彼女は中国で数年間英語の先生として働いていた経験がある。
30歳くらいだと思う。
▮ホテル、どこ?
コシツェのバスターミナルについたときはまだ日が昇る前だった。
僕はクラクフで事前にコシツェの宿を予約していた。
連日の安宿続きで、1日くらいはリフレッシュしようと思い、
安くてよさげな「ホテル」を手配していた。
アメリカ人の彼女はコシツェについてから宿を手配しようと考えていたが、
あたりは暗いし、疲れているということで僕が予約している宿に宿泊できるか直接泊まれるか聞いてみるとのこと。
というわけで、2人で宿を目指すわけだだが、
宿までの道のりが果てしなかった。。
土地勘も全く分からないまま手配したホテル。
「デイビッド ホテル」という名前。
いかにもありふれた名前のホテルだったし、
何も疑わなかった。
バスターミナルに到着した後、南にあるホテルを目指して歩いた。
直線距離にして大体2kmくらいだ。
ずっとgoogle map様を見ながらどういうルートで行くか決めた。
ずっと北から南にかけて鉄道が走っており、そのすぐ横に細い道があった。
このルートだと簡単にホテルまで行けると思っていた。
が、
そこは道なき道で、
ひたすらやぶの中をかき分けながら進むことになった。
もうあと5分も歩けば正規の道にたどり着くはずだ。
そいお互い言い続け、結局2時間くらいが経ってしまった。
僕が選んだホテルのせいで、
アメリカ人女性には本当に申し訳ないことをしたと思っている。(わら)
約8時間もヴァンに揺られ、ようやくたどり着いたと思ったら
“これ”である。
気付いたら夜も明けていた。
ホテル自体の対応はすごくよかった。
朝8時くらいに行ったのにもかかわらず、部屋が空いてるからということで、
そのままチェックインすることができた。
アメリカ人女性にお互いひと眠りしようということで
それぞれの部屋で仮眠をとることにした。
▮スピシュ城ヘ!!
目が覚めると昼前。
実は、コシツェの街自体はあまり興味がなく、
ほかに行きたいところがあった。
それが、スピシュ城である。
コシツェからバスで1.5時間くらい行ったところにスピシュケー・ポドフラディエという
小さな村があるのだが、そこにかつてトルコ軍との戦いで活躍したといわれているフォートレス(城跡)があるのだ。
ちなみに、正規のルートでホテルからバスターミナルまで歩いてみた。
往路はこの河原の奥の森をずーーーっと歩いていた。
写真手前は道路になっている。
広告には、「Fear the Walking Dead」が。
大好きなドラマである。
結果、観光のためのホテルとはかけ離れていた。
普通に歩いても、かなり遠回りすることになった。
車がないとかなりきつい場所である。
橋作れやッ!!
気を取り直して、スピシュ城へ。
村自体は本当にのどかだった。
スピシュケー・ポドフラディエ
ここで出会った60歳くらいの日本人観光客によると、
この村はジプシー(ロマ人)が作り上げた村だという。
確かに、村人の雰囲気なんかは少しほかの街とどこか異なっていた。
村を探索していると、巨大なフォートレスが姿を現す。
村があって丘があって城がある。
なかなか他にはない光景だ。
もちろん中も見学できる。
フォートレスまでかなり歩くようになる。
もろこし畑の隣を歩きながら城に向かう。
やっと入り口
景色は抜群に良い
スピシュケー・ポドフラディエの村
城内はこの城の歴史を物語る展示物や、拷問部屋、調理場なんかも見学できる。
久々に期待を超える場所だった。
かなりおススメです。
▮彼女は、、、
この村は行くところが、スピシュ城しかないため半日観光でも全然ok
この後はコシツェに戻りぶらぶら散歩を楽しんだ。
物価は西欧なみに高く、通貨もユーロが使われているが、
落ち着いていてリラックスできるいい街であった。
ホテルに戻ると、レセプションのお姉さんに声をかけられた。
レ「あなたの友人が置手紙を残しています。」
アメリカ人の女性からだった。
米女「私ははやいけどこの街を出ることにしたわ。次目的地のブラティスラバを目指します。お互い旅を楽しみましょう。」
なんか最後までこの女性とは気まずかった。。。
というわけで、
僕は翌日、最終目的地であるハンガリーを目指す。
次回、ハンガリー編!!!!
東欧3カ国を巡る③ 顔面にツバを食らったおはなし
▮いざ、ビエリチカ岩塩鉱へ
アウシュビッツ見学を終えた翌日。
東欧旅2カ国目のスロバキアの第二の都市コシツェ行きの
夜行バスの出発時間まで何をしようか考えていた。
持っていった地球の歩き方のポーランド編でアウシュビッツの次に気になったのが
世界遺産にもなっている「ビエリチカ岩塩坑」であった。
僕は教会とか美術館系にはあまり興味がなかったので、余計目を引いた。
クラクフの中心地から10kmしか離れていない岩塩坑ためかなり気軽に行ける、
と思いローカルバスに乗ったが結構難しかった。
いろんな人のブログを見て、市内からバスで岩塩坑までの行き方を知らべた。
最終的にバスで行くなら304番のバスに乗れば岩塩坑に着くとわかり304番のバスに乗った。
参考にしたブログには岩塩坑までたくさんの観光客が乗っているから、
降車場所もすぐわかると書いてあったが、そのときバスはスッカスカでどう見ても観光客らしき人は片手で数えるれるくらいでその人たちが岩塩坑まで行くのかどうかも怪しい。
不安に思いながらバスチケットを持って座っていたが、それまで乗っていた観光客らしき人たちが皆「え、ここ?!」と思うようなバス停で降りようとしていた。
「もうついたのか?」
「あたりに何もないぞ」
「降りるべきか、残るべきか」
と一人で考えていた。(聞けばいいものを。。。)
結果、降りた。
降りて、気づく。
ここではないと。
バスチケットをただただ無駄にしただけであった。
そして、次のバスを待った。
次のバスに乗った。
やっぱり観光客らしき人はいなかった。
ただ一人地元の人じゃなさそうな欧米人が一人乗っていた。
車内でチケットを購入しようとすると、
車内の券売機が壊れており購入できない。
このままだと無賃乗車していると疑われるかも。。。とビビッていると
その欧米人が話しかけてきた。
?「壊れとるから払わんでええやろ。」
僕「やっぱり?」
ポーランドのバスはバス停の券売機かバス内の券売機でチケットを購入し
その後チケットを使いますというしるしを専用の機械で付ける。
定期的に「コントローラー」と呼ばれるチケットをちゃんと購入して乗車しているかチェックする係員がバスに乗ってくる。
そこでもししるしを付けたチケットを持っていないともれなく罰金が科されてしまう。
その男もチケットを購入していないとのことだったので、
コントローラーに見つかったときは一緒に怒られようと思い、結局購入せずに座った。
その欧米人の男はオーストラリア人の旅人だった。
聞けばオーストラリアで芸能活動をしているらしく、
今は時間がたくさんあるからヨーロッパを旅しているという。
アレクサンダー(以後アレックス)というやつだ。
格好や風貌は僕の中の「ザ・オーストラリア人」という感じ。
ぼさぼさの髪の毛と無精ひげがいい感じに決まっていて、
どこの民族衣装だとツッ込みたくなるような模様の服を4枚くらい重ね着し、
両腕には何個ものブレスレットが付けられていた。
まあ、苦手なタイプだった。(わら)
というかオーストラリア人が苦手だった。
これまで出会ったオーストラリア人が強すぎる自我と無骨さワイルドさを持っていたので、かなり苦手意識は持っていた。
アレックスもそんな感じかなと思ったら案の定そんな感じだった。
今回の岩塩坑旅ではこのオーストラリア人の男に振り回されることになる。
岩塩坑だがほろ苦い旅の経験のお話である。
▮アレックスとの出会い
ただ、決して悪いやつではなかった。
たまたま、アレックスも岩塩坑を目指しているということだったのでともに行動することにした。
最寄のバス停から岩塩坑までは10分くらい歩いたところにある。
行ってみると、ここもアウシュビッツみたく、個人での見学は不可で
ツアーでの見学が必須になっていた。
チケットを買って、僕たちの順番が回ってくるまで出店でソーセージとビールを買った。
見学ツアーの順番が回ってきてもビールが残っていたため、
僕たちはビール瓶片手に岩塩坑内を見学することにした。
そのときは思わなかったが今思えば
世界遺産で非常に失礼な行いである。
岩塩坑入り口を通過するとまず出迎えてくれるのは800段の階段である。
ほろよい2人には
非常にしんどいミッションだった。
階段が地下深くまで続く。
ここでもポイントポイントでガイドによる英語の説明を受ける。
そんななか、アレックスは思ったことをなりふり構わず僕に言ってくる。
アレ「このガイドおもしろくないな」
アレ「俺たちの前にいる団体のガイドのほうがおもしろそうだ」
そう言って、アレックスとは別行動で見学することになった。
▮問題発生
階段を降りると、坑道が続いている。
マインクラフトのゲームの世界みたいだった。
途中、僕も気づいたら最初いた見学団体と1つ前の見学団体を行き来しながらマイペースに見学していた。
道中何回か休憩スポットがある。
アレックスとはいまだに別行動だった。
問題はこの後だった。
?「ブッッッッttttttttttttttttttt」
僕「!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
なんと突然見知らぬ男に顔面につばを吐きかけられた。
その男も観光客で最初に僕がいた見学団体の客の一人だった。
頭に血が上っておりカンカンに怒っていた。
というよりブチぎれていた。
スペインからの観光客らしく、かなりのスペイン語なまりの英語で僕に叫んできた。
男「さっきてめぇの友達にこうやって俺の顔面にツバを吐きかけられたんだよ!!!」
男「どうなってんだ、てめぇの友達は!!!!!!!!!!!!!!!!!」
僕「アレックス。。。。」
どうやらその男は僕とアレックスが最初に一緒に坑内を回っているのを見ていたらしく友達だと思っていた。
思いっきり弁明した。
僕「そいつは、友達だけど、今日バスでたまたま出会ったやつで一緒に回っているだけなんだ。俺は関係ないんだ。(てへ)だけどごめんね。ツバを吐くなんてありえないね。もし、会ったら厳しく言うから許して。」
男「ゆるさん。」
次ぎあったらぶち○してやると言わんばかりの表情でそいつはアレックスを探しに行った。
こうなったらもう岩塩坑どころではない。
僕もアレックスを探した。
海外での留学中にマジでキレられたのはこれで2回目だった。
学生が100人近く生活する寮で、洗濯機が3つしかなかった。
基本的には、自分の選択が終わる時間になったらすぐ洗濯機から洗濯物をとり、
次の利用者が使えるようにするのだ普通なのだが、
前の人が終わってもなかなか回収しに来ない。
そこで、前の人の洗濯物を洗濯機から出していたら
その洗濯物の所有者の女がやってきた。
女「ワレなに勝手にわたしのもん持っとんねんっっっ」
そこで人生初めて本気の”FUCK YOU”を言われた。
僕氏「いや、お前がとりに来るのがおせぇんだろうが!!」
とは言うものの、女は強い。
その女の洗濯物のパンティーやブラジャーなどを両手で抱え、
隣のカゴにポイッと投げているところを見られれば
もう男に勝機はない。
というエピソードを思い出した。
話が脱線したので岩塩坑に戻る。
最後の休憩所で、ガイドとスペイン人の観光客とアレックスがもめているのを見つけた。
ガイドがうまくなだめたようで二人はなんとか和解した様子だった。
僕を見つけたスペイン人男は僕の下へ歩み寄ってきて
男「てめぇの友達はイカれてやがる」
と、ジェスチャーを交えて僕に吐き捨ててきた。
そしてアレックスのところに行き事情を聞いた。
僕「何で顔面にツバなんか吐きかけるねん?!」
アレ
「ちょっと酔っ払って、気持ちよくなって挨拶代わりのジョークだったんだけど、あの男はぜんッぜんジョークが通じないクソ野郎だった。」
僕「クソ野郎はテメェである」と思った。(笑)
こんな感じで、オーストラリア人の問題児に振り回された1日だった。
帰りは一緒にクラクフ市内まで戻った。
バスが複雑だったので電車を使って帰った。
※バスより電車のほうがわかりやすいです。
ということでこれにて東欧ポーランド旅はおしまいである。
その夜は夜行バスに乗り、いよいよ翌日はスロバキアへ!!!!!
次回からは東欧旅2カ国目、スロバキア編に突入!
東欧3カ国を巡る② アウシュビッツで感じた当時の悲惨さ
▮いざ、アウシュビッツへ
さて、ポーランドに到着した夜は、
コンビニでアーモンド味のウォッカの小瓶をお土産に購入。
ついに翌日はアウシュビッツである。
行き方はバスか鉄道の2種類あるようだが、
クラクフの中央駅から鉄道でアウシュビッツのあるオシフィエンチム駅まで向かった。
アウシュビッツ第一収容所と第二収容所である。
お互いの建物は2.5km位はなれており、
この2種類の建物の行き来はシャトルバスを使えるので便利である。
最初に向かうのは、
駅から南にある収容所が第一収容所。
そこで、見学のためのチケットが購入できたり、
ガイド付きの見学ツアーの予約ができる。
時期によっては、収容所内の見学はガイド付きでないとできないこともあるので
注意しよう。
繁忙期は、大変込み合うのでホームページなどで事前予約がお勧め。
公式ホームページ:Auschwitz-Birkenau
そのほか詳細については、
いろいろな方々が記事にしているので参考にしてほしい。
オシフィエンチムの駅に着くと第一収容所まで15分ほど歩くことになる。
町の雰囲気はかなり田舎の住宅街。
収容所の周りには基本的にはなにもない。
第一収容所の隣に小さなレストランがあるだけ。
受付で英語ガイドの見学ツアーの予約をした。
30分くらい待ち、セキュリティーチェックを受け、いざ見学へ。
▮英語ガイドによる見学
15分おきくらいに20名ほどのツアー団体が出発していく。
" Arbeit macht Frei "
(アルバイト マハト フレイ)
=「働けば自由になれる」
見学のスタートはこの正門から。
収容者に待っているのは自由なんかではなく、地獄であった。
ここで初めて「アルバイト」という言葉がドイツ語からきたことを知った。
後ろを振り返ると次のツアー団体が。
このときはちょうど八月で繁忙期になるためかなり観光客は多かった。
ポーランド人による英語のガイド。
2枚目の写真は、収容所につれてこられた人が、振り分けられている様子。
働けるものか、そうでないか。
働けないとわかればガス質に連れて行かれる。
みせしめのために多くの者が射殺された場所。
逃げることもできなかった、柵には電流が流れていた。
ガス室。
多くの子供、女性、病人、ゲイが殺された。
ガス室の処理をするのも収容所で働かされていた強制労働者だった。
続いて、第二収容所へ。
シャトルバスで移動する。
通称、地獄の門
何十時間も狭い貨物車に入れられ、この収容所につれてこられる。
「シャワーを浴びれる」と言われ、連れて行かれるのはガス室であった。
修学旅行中のイスラエルの学生たち。
当時、この貨物車ひとつに100人の労働者が乗せられていたという。
本当にのどかな場所で、約70年前に、そんな悲惨なことが行われていた場所団なんて想像できない。
当時、収容者が寝ていた場所。
この狭いところに1区画に3,4人が寝ていた。
とまあこんな感じで、3~4時間くらいの見学だった。
薄っぺら意気地になりそうなのであえて感想は書きません。
それぞれが何かを感じることができる場所です。
翌日は、クラクフからバスでビエリチカ岩塩鉱に向かいます。