ジョルダンの旅ブログ

旅行ではなく旅が好き。 TOURISTではなくてTRAVELERです。 仕事をしながら時間を作っては 世界のあちこちを旅しています。 秘境・廃墟・絶景や、 その土地での人・文化・伝統との出会いを求めています。 これは旅をテーマにしたBLOGです。

台風で予約便がキャンセルに。そのとき旅行会社では何が起こっているか。

ども。

ひとこと言わせて。

 

今年台風多すぎん???

 

 

今年は6月くらいからず~っと台風にやられ、対応に追われていました。

去年とは比べ物にならない回数の台風がまるでレールを引かれたみたいに日本をきれいに縦断するし。。

 

最初は沖縄旅行中のお客さん→福岡発のお客さん→広島発のお客さん→関西発のお客さん→関東発のお客さん

 

みたいな感じで、次から次へと対応に追われる日々が続いていたのです。

 

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こ~んな感じで毎回毎回日本をきれいに通過する。。

 

まさに、ケイスケ〇ンダ

 

「シンジ、ちょっと右」

 

ならぬ、

 

「ニッポン、ちょっと右」

 

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に、寄ってくれればまだ楽なのにと常々思っていました。

 

分かっています。

一番大変なのは、お客さんです。

せっかく数か月前から旅行を計画して、いざ出発!となったら台風で飛行機飛ばない?

たまったもんじゃないですね。。

 

しかも、飛ぶか飛ばないかわからずにとりあえず空港に行かないといけない?

しかも、新幹線止まってる?!

 

せっかくの休みがぐちゃぐちゃです。

 

「旅行会社なんだから何とかしてよ~」

と思うのも当たり前。

 

そこで、今回はもしも台風で、せっかく予約していた旅行がキャンセルになったとき、

旅行会社では何が起こっているのか書いていきたいと思います。

 

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◆旅行会社で予約している場合◆

パッケージプランの場合、往路の欠航が決まるとキャンセル料なしのキャンセルができる対象になります。

しかし、、

素直にそのままキャンセルであればぜんぜん問題ないですが、

欠航発表の前に欠航になりそうだからということで、

例えば1便ずらして手配できないか、や、次の便に振り替えができないか

などの交渉は基本的には予約した旅行会社で承るようになります。

ただ、旅行会社を通しても交渉するのは旅行会社です。

 

台風時は特にそのお客さんだけに対応できれば問題ないですが、

一度に5,6組のお客さんの対応をすることがほとんどです。

 

それに、来店したお客さんの対応等も行うため、

1組のお客さんのために全身全霊をかけて対応できるかと言えば不可能なのです。

 

旅行会社も航空会社が用意している旅行会社用の電話で対応しますが

一般のお客さんが電話をして対応してもらうのとなんら対応方法は変わりません。

しかも、回線が一気に込み合うので電話がほとんどつながらない。。

電話のオンフック機能で航空会社が電話に出るのを待ちますが、接客等もあるためずっと自分のデスクについておくことはできません。

そうなると、ずるずるずるずる対応が滞ってきます。

 

 

つまり、旅行会社で予約をしていると

 

①旅行会社に変更・交渉のお願いの電話

②航空会社に変更・交渉の電話

③お客さんに結果報告と最終確認

④航空会社に結果報告・変更

 

この4つの大きな壁を超えないといけない。

①~④どれも回線多寡。

なかなか電話はつながりません。

LCCの場合2時間3時間電話がつながらないこともざらにある。

 

これだと、結局は自分で予約しておいたほうが良いんじゃない?と思う

 

―その通りなのである。

 

自分で直接航空会社でチケットの手配を行っていると、

 

②航空会社に変更・交渉の電話

 

のみで済む。

航空会社が悪いのか、旅行会社が悪いのか。。

旅行会社で予約をするとどうしてもイレギュラー対応時は

対応が遅くなる。

 

それに、営業時間外だと変更したいのに電話がつながらない、なんてこともあり得る。

 

旅行会社で予約をすると、旅程の管理等を任せられるので便利ですし安いときもあります。

ただ、1度にたくさんの記録を管理しているものが台風時には1度に問い合わせが来るため対応しきれない場合もあります。優先順位をつけて業務を行うようになるので、

そういった場合は自分で航空会社で直接購入して自分でなんとかできる法が良い場合もあります。

 

旅行会社に旅行を頼むのも

自分で手配するのも

一長一短あります。

 

もう台風はこりごりです。

スリランカ慰安旅⑩~コロンボ編~※最終話※

さて、ついにスリランカ慰安旅も最終話

 

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当初は、仕事のストレスを解消するための「慰安」の意味を込めての旅であったが

いろいろとハプニング続きで「慰安」にはなっていない。笑

 

ただ、おかげで仕事のことは忘れられている。。

 

ライトハウス」を後にして、コロンボを目指す。

海沿いの道をひたすら走る。

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新しい建物が経っていく半面、

廃れた建物もたくさんある。

海沿いのみ、こういった景色がたくさん。

 

2004年、スマトラ沖地震

 

インドネシアスマトラ沖で起こったマグニチュード9.0の地震

その被害は、スリランカにも及んでいた。

 

ニーシャン曰く、それまで住民に「津波 "TSUNAMI" 」という概念はなかった。

というのも、スマトラ沖地震津波が起こるまで何十年もの間津波は起こっていなかった。だから、皆どれくらい恐ろしいものなのか、どう防ぐのかなんて知っている人はいなかったそうだ。

 

コロンボまでの廃れた建物は全部その津波の被害を受けたものでした。

 

ガレから1時間くらい走ったあたりから、きれいなビーチがちらほら見えてくる。

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途中、ウミガメ保護施設の見学へ連れて行ってくれたが正直微妙だった。

 

あ、ウミガメか。・・・・って感じ。

5ドルくらいとられるし。。

ま~たクマルに金が入るのかと考えたらイラっとした。

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ガイドも雇ってほしそ~な目をしていたが無視無視無視!!

 おらおらおら!!

颯爽とこの場所を後にした。

 

コロンボ到着!!!!

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道路は大渋滞。

それもそのはず、ちょうどこの日、9月14日はコロンボ「ペラハラ祭り」が行われていた。

 

※「ペラハラ祭り」とは。

キャンディーにある仏歯寺納められている仏陀の歯に敬意を払うお祭り。

メインはキャンディーで、ほかの町でも行われる。

大抵は7~8月に開催され、場所によっては9月にも開催される。

 

丁度、コロンボの一画で行われていた。

今回の規模的にはおそらく町内会程度のものだと思うが

年に一度のものを見れたのでラッキーである。

www.youtube.com

コロンボは、今までみたスリランカの街に比べるとやはり一番発展している。

ただ、まだ地下鉄や公共交通機関が整ってないから恒常的な渋滞が起きている。

都市間を結ぶ高速道路も最近になってやっと整備されてきたが、

まだ、ニゴンボからコロンボまでしかない。

高速道路も近代的なホテルも中国がたくさんのお金を投資して急ピッチで開発をしている。

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中心部に近づくと、ランドマーク ロータスタワーがある。

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ビーチ沿いには5スターのホテルもたくさん立ち並ぶ。

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ビーチを歩いてみると、小学生くらいのこどもがボールを蹴ったり、凧揚げをして楽しんでいる。

驚いたのが凧の多さ。

どうやら、コロンボ到着の数日前に凧揚げのフェスティバルみたいなのが開催され、

一躍ブームになったらしい。。

 

 

時が早く流れる大都会の目とは何先にビーチがある。

そんな、対照的な両者が隣り合わせになっている中で、

夕日を眺めながらこれまでの旅を振り返る。

 

金使ったな~。。。

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海岸沿いには屋台が少し出ている。

また、防波堤のようなところは観光客のフォトスポットになっている。

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 海は波が強すぎるのでお泳ぐのは

f:id:soratobuhituzikun:20181003002353p:plain夕日がきれいだ。

 

コロンボは都会なので、ショッピングモールもたくさんある。

お土産には困らない。そんなこんなですぐ真っ暗になり空港へ。

 

もう少しそれぞれの都市を楽しみたかったというのはあるが仕方がない。

 

次もしスリランカに来たときは列車の旅をする。

もう、タクシーなんてチャーターしないし本当に自由な旅がしたい。

 

。。。。こんな感じで終わりますが、スリランカ自体は素晴らしい国だし、人も良い。

今回は、そもそも空港到着が深夜で次の日の朝から移動すべく空港で焦ってドライバーを雇ったために少し失敗した。

丸々4日間も一緒に行動するドライバーだ。

もっと慎重に選ぶべきだったというのが反省点。

 

 

 

次の旅はどこへ行こう。。。

完全な異世界へ行きたい。。。

 

次は本当にすごいところへ行く。

こうご期待。笑

スリランカ慰安旅⑨~バワ建築 ライトハウスホテル編~

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ガレの旧市街から車で5分くらいのところに、

建築家ジェフリー・バワが最後に手がけたホテル「ジェットウィング ライトハウス」がある。

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海沿いに建つこのホテル、きちんと正装に着替えダメ元でホテル内の見学をお願いした。

 

わい)アポなし訪問すみません。日本の旅行会社で働いているものですが、御社のホテルも販売することがありますのでもしよければホテルの中を見学させていただけませんでしょうか。宿泊もしないのに恐縮です。

 

ホテル)自由に見てください。

 

神対応とはこのことである。

 

ヘリタンス・カンダラマホテルといい、このライトハウスホテルといい、

皆最高の笑顔で出迎えてくれる

 

宿泊もしないのに。。。

 

ロビーに案内され、展示品などを見ているとニーシャンがホテルスタッフに呼び出され、

何か話している。

 

にし)これから、彼女がホテル内を案内してくれるって。

 

素晴らしすぎる。

 

こっちは、ホテルに勝手にけしかけ迷惑をかけている立場。

通常はこちらから何もアクションを起こさない限り、野放しにされ終わり。みたいなのがほとんどだが、案内までしてくれるなんて。

しかも笑顔で!!

 

そんなことされたらこの場でしっかりと紹介するしかないじゃないか、、、

 

ということで、今回は「ジェットウィング ライトハウスホテル」紹介の会です!!!

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フロントを抜けるとテラス付きのカフェ

まずはなぜ名前がライトハウスか。

その所以はホテルの全容を見ていただければ容易に理解できるだろう。

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外から見るテラス

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テラス外から

よ~く見るとこのホテル、船の形をしているのだ。

ホテル先端はとがっており、上甲板をイメージしたテラスも2階部分にある。

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そして、この船写真では見にくいけどよ~く見てみると船の先端の先にはフォートのライトハウス灯台)があるのだ。

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ちなみにテラスからはそのままビーチに続いている

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2階へ連れられていく。

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アメニティールーム

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バーもあってお酒も楽しめる

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どこかの会社のお偉いさんも視察に来ていた。

そして天井の模様もかわいい。

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ここは夕食会場。

ワインセラーもある。

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予約必須だが、ワインセラーの室の中にテーブルとイスが。

そう、ここはワインセラーの中で食事が楽しめる席となっている。

特別な夜にどうぞ。

 

客室は全部で63室。

 

60室デラックスルーム(リラックスルーム)

3室スイートルーム

という構成である。

 

客室の概要を表にしてまとめたえ。

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見学させてもらったのはデラックスルーム。

スイートルームは満室のため不可とのこと。

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全室バルコニー付きのオーシャンビューである。

スイートルームが114平米なのに対して、デラックスが60平米なので狭く感じるが、

60平米でもバカ広いですからね。わら

たしか、ハワイのヒルトンでも45平米くらいだった気がするのでだいぶゆったりとお寛ぎいただけます。

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バルコニーからはインド洋。

最高じゃないですか。

朝起きて、カップルで海を眺めながらセイロンティーでもいかがでしょうか。

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アメニティーも充実です。

 

続いて、その他の施設へ。

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一階廊下。この場所は海辺の岩がごつごつしたエリア。

バワ建築が有名とされる理由の一つに「自然と一体化」というデザイン。

ホテル敷地内には唐突に写真手前の岩が飛び出ていたりと、それがまたセンスを感じさせる。

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2階へ続く階段。

この彫刻には歴史、

ポルトガル軍がスリランカに攻め入ったときの情景をかたどっている。

 

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外へ。

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こ~んな感じのプールがあって、この隣にはお子様も遊べるようにと小さなプールもある。

プールデッキから海を眺めると~

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何やら、屋根の下に小さな席があるではないか。

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細い道を下っていくとその席はある。

ガシポ ダイニング

案内人の人がそういっていた。

特別な2人だけの時間を過ごせるとのこと。

予約必須だが、カップルでお越しの際はサプライズでこの席を予約してみてもいいかもね!!

www.jetwinghotels.com

※ただこの席はホームページには載ってません。ホテル内アンカーバーにて予約できます。特別リクエストになるため、事前にガシポダイニングの指定をしておこう。

 

その他の施設

・ライブ エンターテインメント(カルチャーショー)

・テニスコート

・スパ

・ジム

 

そして、、、

まだまだ終わりじゃない!!

 

このホテルの隣には、

もう一つのホテルがある。

それは、

「ジェットエイング ライトハウス クラブ」

”JETWING LIGHTHOUSE CLUB”

 

両ホテルは繋がっており、お庭から簡単にアクセスできる。

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そしてこのホテル、

ジェフリー・バワの意思を継いだ弟子が手掛けたホテル。

 

そんな師匠と弟子の作品が隣同士にあるなんて、、

なんか泣けるじゃまいか!!

 

それがこちら、

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敷地内の奥にはスパもある。

ライトハウスライトハウスクラブ、どちらに宿泊してもこのスパは利用可能。

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受付の隣にレストラン。

なんと、ここでも特別に客室を見せてくれた。

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丁寧に部屋を案内してくれるスタッフ

ライトハウスクラブの概要はこんな感じ。

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VIPなお部屋が2タイプ。

今回は特別にマハラジャスイートのお部屋を拝見した。

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とにかく部屋が広いしバルコニーにはプール付き。

そしてオーシャンビュー。

 

ジョンデイビーとマハラジャ

この2つの部屋はテイストがことなり、

ジョンデイビーは英国調、

マハラジャはインド調の部屋になっている。

 

クラブルームはライトハウスのデラックスルームと雰囲気はほとんど同じである。

 

ライトハウスライトハウスクラブ

 

両方を見た感じだと、

クラブのほうが高級感がある。

エグゼクティブな感じ。

 

最後にスパ内も見学した。

メニューに関しては下記リンクから。

www.jetwinghotels.com

 

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さてさて、

どうでしたか、ライトハウスライトハウスクラブ

 

スリランカってあんまり日本人がいる気配がないんだけど、

ヘリタンス・カンダラマホテルもライトハウスホテルも日本人がちらちら。

 

隠れた人気を誇る、バワが手掛けたホテルで最高のひと時を過ごしてみてはいかがしら?

 

そして、僕は気付いていた。。

 

多分僕の1.5倍くらい写真撮っています。笑

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ニーシャン!!

 

そして、次回は遂に最終話、首都コロンボ編!!

スリランカ慰安旅⑧~ガレ編~

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エッラを後にした、僕たち。

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ウダワラウェ貯水池(タナマルヒア道から)

スリランカの内陸側にはあちこちに、ナショナルパークがありジープを使って動物を見ることができる。

高いからやらなかったが。。。

写真上はタナマルヒア道からウダワラウェナショナルパークの貯水池を眺めながらガレを目指す。

ただ、運が良ければ、国道からも象やワニの姿を見れる。

ナショナルパークと公道の境は電気ワイヤーで仕切られているため

境ぎりぎりまでやってきた動物であればパークの外からでも見える。

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高地を抜け海沿いを走る。

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ナショナルパークを抜け南下すると雰囲気は一気に港町感が出てくる。

転々とフィッシュマーケットが開かれており、観光客も増えてくる。

 

マタラの町ではフィッシングやサーフィンが有名である。

 

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次第に日が落ちる

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スリランカ旅も4日目。

翌日の夜には空港に向かう。

 

旅の終わりが迫った夕日ってなんだかさみしくなるのが一人旅あるあるである。

 

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夜はドライバー ニーシャンと豪華にディナー。

彼の悪いところは、一度飯を奢ると、それが当たり前になってお礼さえ言わなかったこと!!

それ以外は、良かったけどせめてありがとうくらいは行って欲しかった!!

 

夜も出歩こうと思っていたが、気が付けば朝。

疲れ果てて部屋で爆睡していた。

 

スリランカ5日目

 

朝早く目が覚め、近くにビーチもあるので散歩してみることに。

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ガレの早朝のビーチである。

正直この辺りはそんなに海はきれいではない。

スリランカの北東「トリンコマリー」の町が一番きれいなビーチがあるみたい。

ビーチ沿いには、バーやレストランが連立している。

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路地を歩けば、たくさんの味のあるゲストハウスが。

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スリランカは宝石も有名なので、宝石店もたくさんあるぞ。

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テルチェックアウトを済ませ、ガレの町探索へ。

www.booking.com

 ガレ一番の見どころは旧市街。

ここには、かつてオランダやポルトガル、英国の統治下にあった時代の要塞跡やヨーロッパ調の建物がたくさんある。

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大道芸人も炎天下の中頑張っていた。

ハブとマングース的な?

コブラとモンキー

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このあたりの海は沖合のサンゴ礁壁のおかげでとてもきれいで波も穏やかである。

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海沿いの学校。

小学校くらいかな?

クリケットをして楽しんでいる。

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のどかな時間が過ぎていく。。

ガレの旧市街を後にして、僕は行きたい場所があった。

 

バワ建築の一つ、

 

「ジェットウィング ライトハウス

"JETWING LIGHTHOUSE"

www.jetwinghotels.com


以前紹介したジャングルと一体化しているヘリタンス・カンダラマホテルに次ぐ人気の作品。

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バワが最後に手がけたホテルである。

 

見学でもできればと思い、それまで短パン+サンダルだった服装をちゃんと長ズボン+スニーカーに履き替えた。

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入り口だけ見ると、日本のすこーし田舎にあるようなラブホテルっぽい。。。?笑

いやいや、5スターのホテル!!

いざ、心してかかる。

※宿泊はしないけど

 

次回、ライトハウスホテル編!!

 

スリランカ慰安旅⑦~エッラ編~

スリランカ4日目

 

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朝起きると、連日スパイシーフードの繰り返しで僕の校門が火を噴いているのがわかった。

 

トイレから出ては、ロビーに戻り、トイレから出てはロビーに戻り、、、

 

この反復運動を5回ほど繰り返した。

 

腹痛にはこれがいいんだということで、出されたのがイカとヨーグルトである。

 

さいころ風を引いてお医者さんに行ったとき、食べてはいけませんよと言われたのがこの二つであった。

 

心の声)いや、もっとおなか壊すんじゃあ、、、

 

とか思いながら結局どちらも食べた。

 

よくなったのかわからないが、その後は下痢はしなかった。

 

このホテル。昨晩は暗くて分からなかったが、最高の景色である。

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www.booking.com
行くのには苦労したが、スタッフは常に僕のことを気にかけてくれたし最高のホテルだった。どうやら日本人は初めてらしい。

エッラに行った際はぜひ使ってみてね!!

 

チェックアウト後、まず向かったのは「リトルアダムスピーク」。

 

アダムスピークという山があるのだが、それよりものぼりやく形も似ていることからこの名前がついたらしい。

標高も1141mと登りやすい。

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リトルアダムスピーク入り口

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道中

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霧がかったエラロック

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どんどん登る

だいたい、1.5時間もあれば頂上まで行って帰ってこれる。

このミニアダムスピークのすぐ隣に「エラロック」がある。

エラロックは難易度が高く、だいたい登って帰ってくるまで4時間くらいかかるみたい。

リトルアダムスピークの山頂からは、このエラロックがとてもきれいに見える。

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みんな思い思いの場所を見つけて写真を撮っています。

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まさに大自然のど真ん中!

思った以上に長居してしまったが、

 

次に向かうは「ナインアーチズブリッジ

 

"Nnine arches bridge"

 

アダムスピークから歩いて行けるところにある。

英国植民地時代に造られた鉄道橋である。

 

2時間に1本の鉄道が走っているみたいで、

運が良ければ鉢合わせることができる。

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まさにハリーポッターの世界観!!

近くにいた人に聞いてみると、あと20分で電車が来るとのことなので待ってみることに。

 

youtu.be


鉄道見るとねえ、感じるんですよ。

 

あ~僕も乗りたい!!、、、と。

 

すごく気持ちよさそうに、

窓から身を乗り出している欧米人がちらほら。

 

調べてみるとどうやら、キャンディからエッラまでの鉄道旅がヨーロピアンの中で流行しているようです。

 

次回スリランカに来ることがあれば絶対やります、鉄道旅。

 

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こんな感じで、エッラの駅からずーっと線路を辿って歩くこともできます。

 

という感じで、昼過ぎにはエッラを後にしました。

 

もっと時間を忘れるくらいゆっくりと滞在したかったですが時間が限られているため次はリゾート地ガレに向かいます。

 

連日の超距離運転に、ニーシャンはへとへと。(笑)

ガレに着いたのもその日の夜でした。

 

次回はガレ編!

お楽しみに!!

 

 

スリランカ慰安旅⑥~キャンディ編~

ども。

 

ドライバーを雇って1日目の夜。

 

ホテルに着くころには辺りは真っ暗。

1泊目のホテルはシギリヤエリアの3スターホテル。

一人旅では、ゲストハウスのような安宿に泊まるのが常でしたが

今回は、ホテルはドライバー雇用時の60000円に含まれているため、

全てコーディネーターのクマルに任せていた。

www.booking.com

 まあ、一人で使うとなうと3スターホテルなんざすべて豪華。

贅沢すぎる宿だ。

 

さん)明日から、日本語が話せるドライバーが来る。お前がクマルに言ったのか?

わい)うん。全部クマルと話した。

 

     スリランカ3日目。

 

朝起きると、サンパタの車はなくなっていた。

彼はサヨナラも言わずに帰っていたのだ。

 

朝食を食べ終わると、1台の車が来た。

 

⁇)ニーシャンです。

 

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クマルの言った通り、日本語が話せるドライバー ニーシャンがやってきた。

彼もまた、日本の車関連の仕事をしに、数年日本で生活をしていたという。

こういう境遇の人たちがスリランカにはどうやら多いらしい。

 

ただ、人当たりもよく、英語も日本語もつたないが話すことができる。

 

わい)機能は散々だった。サファリにスパに高すぎてどれも行っていない。行く場所行く場所で高額なお金を請求されてうんざりした。ニーシャンはこの気持ちわかるか?

 

にし)わかるよ。ただ行く場所は決まっていて、もし行っていないとクマルにばれるからサンパタも仕方なかった。僕なら知り合いの安い場所も知っている。ただ、クマルにばれるといけないから秘密にしていてくれ。

 

ええやつやん。

 

非常に物分かりの良いやつだった。

 今日のルートは

 

シギリヤ

古都 キャンディー

茶畑に囲まれた町 エッラ

 

となったが、当初エッラはコーディネーター クマルがざっくりと立ててくれたプランの中には組み込まれていなかった。

本来であれば、キャンディーにそのまま宿泊する予定だったみたい。

だが、この町を空港で出会ったファイイズが勧めてくれたので是非とも足を運びたいと思っていた。

 

くま)エッラは少し遠い。空港ではエッラに行きたいなんて言っていなかったじゃないか。エッラには行けないよ。

 

当然、そんなのでは引くわけない私。

 

わい)んなの空港着いたばっかでどこがいいとかわかるわけないだろ!俺は、6万でドライバーを雇っているんだから好きなところへ連れて行ってくれないとおかしいだろ!

 

くま)いや、だが無理だ。キャンディーでもうホテルを手配しているし、遠いからガソリン代も当初の見積もりよりもかかってくる。

 

ニーシャンは隣で同情してくれている。

だが、僕はもうエッラの魅力に惚れ込んでいた。

 

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エッラ宿泊先のホテルから

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ナインアーチズブリッジ

 

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ナインアーチズブリッジ2


インターネットでこんな風景見せらられたら行くしかないやつやん!

茶畑に囲まれた町、そしてハリーポッターを連想させる鉄道橋。

素敵やん°˖✧◜✧˖°

 

ただ、地図を見ただけでは容易に行けると思っていた。

:

※僕たちが通ったのは、ヌワラ・エリヤを通るルート

 

ニーシャンも、エッラまでは遠いと言っていたし、

チップをあげるからクマルに内緒でエッラまで行ってくれないかと頼んでも無理だった。

車にレコーダーがついていて、どこに行ったかがバレるらしい。

 

わい)それなら、キャンディーで個人的に僕がドライバーを探すよ。そして、そのエッラを見て回り、その日中にまたキャンディーへ戻ってくる。それでいいだろ?

 

早朝、シギリヤを出発し、昼過ぎにキャンディを出たとして、エッラまでの往復は9時間。なんとか行けるだろうという算段だった。

 

にし)それなら大丈夫だと思うからクマルに言ってみる。

 

5分後。。。。。

 

くま)40ドルでどうだ。

 

=また金とるんかい!=

 

わい)だから自分で行くから、もうお前を頼りません!!

 

くま)じゃあ30ドルにする。

 

だから、金の問題じゃねえ!!おれはもうこれ以上お前に1円も払いたくない

 

というのが心の声だった。。

 

10分後、

 

結局クマルからニーシャンに追加代金なしでその日中にエッラまで行くよう電話が入った。

 

 

 

・・・勝った。

お昼12時くらいにキャンディに到着し、

仏陀の歯が納められている佛歯寺(スリダラダ マリガワ)へ観光した。

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佛歯寺

 

お寺内も素通りでゆる~く回ろうと思ったがガイドが付きまとってくるから渋々お願いした。

あんまり頭に入ってきていないが、スリランカの歴史や寺内の壁画や模様を知ることができた。

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が、やっぱりあんまり感動しなかった。

どうしてだろう。。。

なんか、これまでいろいろとヨーロッパの教会やトルコのモスクなんかを見てきたからもう教会、お寺系の観光地は心に響かないのかもしれない。

 

ガイドにチップを払い早々とキャンディを後にした。

街を離れる前、丘の上からキャンディの湖がきれいに見える場所があったので1枚。

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キャンディレイク

そして、いざエッラに向かう。

 

Google mapでは4.5時間の道のりである。

予定通り13時過ぎごろキャンディを出たので、

18時くらいにはホテルに着くだろうと思っていた。

 

が、

 

 

やま。ヤマ。山。

 

標高1000mを超えるような高地を茶畑に囲まれたグネグネ道をひたすら走る。

思うようにスピードも出せない。

 

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エッラまでの道のり

ただ、空気も澄んでいて景色も最高である。

途中、通過したヌワラ・エリヤはかつての英国人の避暑地。

イギリス文化が色濃く残り、

ゴルフ場、競馬場、クリケットスタジアムもある。

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ヌワラ・エリヤ競馬場

この辺り一帯の茶畑を経営している会社の一つは「DAMRO」。

インドの会社みたいで、どこを走ってもこの会社の看板に出くわす。

 

そんなこんなで、気づけば辺りは真っ暗に。

エッラの町に着くころには7時くらいで、

クマルが手配したホテルはエッラの町の中心から少し離れている。

 

山の中なので、インターネットは圏外に。

ニーシャンもホテルの場所は把握していない。

 

生きているGoogle mapのGPSを頼りに進んでいくと

どんどん辺りはは舗装されていない道へ。

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クマル怒ったのかな?

 

とか思いながら、さすがにスリランカの山の中でちょっと日本語が話せる奴と死ぬのだけはごめんだと祈りながら30分ほどこんな道をひたすら走った。。。

 

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着いた。

 

生きていることを実感しながらチェックイン。

 

ココナッツのお酒で乾杯し、夕食にありつけた。

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写真の食事は、スリランカ名物「Devilled chicken」。

ピリ辛のたれで炒めてあるものだが、美味

ココナッツのお酒も、ウイスキーのような感覚で飲める。

 

この日は、エッラ着が真っ暗だったため、観光は翌日!