中国の秘境―武陵源への旅―PART1
―断崖絶壁にせり出るガラス張りの桟道
―ガラス張りの吊橋
―無数に広がる岩の柱
―世界一怖いエレベーター
―世界一長いロープウェイ
映画アバターの舞台ともなったここ武陵源(ぶりょうげん)に旅をしてきた。
中国は湖南省、丁度中国の真ん中くらいのところにこの秘境はある。
行き方は非常に簡単で、一般的な方法が上海または北京乗り継ぎで張家界という街を目指す。フライト時間もそんなに多くはなく乗り継ぎ時間含め10時間といったところ。僕は広島発上海乗り継ぎを利用。上海にも興味があったため、あえて乗り継ぎの遅い時間の便を予約。半日ほどだが上海も堪能した。上海に関してはこの記事の最後で。
武陵源というのは、大きな石柱が広がる山々があるエリア一帯のこと(だと解釈している)。行ってみて分かるがとてつもなく広い。とても一日ですべてを網羅することは不可能だ。この武陵源があるのが張家界。市街地はそこそこ都会である。
武陵源にはいくつかの観光スポットともいうべき山が5つくらいある。
それぞれの山はお互い離れてるので、1日1山を訪れるようになると思う。
この街の郊外からロープウェイが伸びている。
ロープの先にあるのは天門山である。
武陵源の観光スポットの一つで、このロープウェイは世界一長いロープウェイとしても
有名らしい。
このロープウェイ、世界一長いというだけあって片道約20分かかる。
天門山には絶対に訪れるべきポイントがいくつかある。
①ガラス桟道
ここはその入り口。その名の通り。断崖絶壁の岩肌にガラスの道がせり出すように作られている。
こんな感じである。
ちなみに訪れた時が午前中だったということもあって、周りが霧で囲まれているため、
どのくらいこの場所が標高の高い場所にあるのかが分からない。
が、下を覗くと吸い込まれそうになる。
天門山にある道の80%くらいは岩肌にせり出す桟道である。
そのうち二か所くらいガラス張りの桟道がある。
道中の画像たち。。。
②天門洞
天門山の最終地点ともいうべき場所の手前に大きな石柱の真ん中にぽっかり穴が開いたようなところがある。その下に伸びているのは999の階段といわれる階段が急傾斜で伸びている。
この階段をおりきったところにバス乗り場がありロープウェイ乗り場まで戻ることができる。
ただ、
この階段。
ものすごく急である。
そして、おりきって振り向けば神々しい天門洞の姿を拝める。
実はこの天門山。最初のロープウェイの乗り場で、
①行:ロープウェイ/帰:バス
②行:バス/帰:ロープウェイ
③行きも帰りもバス
このどれかを選べる。料金は確か同じだったはず。
僕は①を選らんだ。ロープウェイ乗り場までのバスが階段をおりたところから出ているから②③を選べばスタート地点は天門洞からになるかも?
また、山道も3種類あって、おすすめと聞いていた西ルートを選択。
時間があったから西ルートのあともう一つのルートも行ってみたがかなり疲れる。
どのラインにも魅力的なスポットがある。
時間と体力に自信があればすべて回れる。
この記事をPART1にして次回はついにアバターの舞台となったポイントについて書く。
今回中国は初めて来た。
印象は
「中国人のマナーの悪さ」
「ネット規制厳しすぎ(笑)」
である。武陵源は観光客はほとんど中国人である。どこにでもいるヨーロッパ人も少ない。
ただ、中国人。列を守らない。割り込み上等ぐいぐいぐいぐい抜かしてくる。
禁煙の場所でもがつがつたばこふかしているし。
中国人に対する印象派イマイチである。
あとはネット規制。GOOGLE MAP、GMAIL、TWITTER、LINE、FACEBOOK、chrome、INSTAGRAM全て規制がかかって使えません。。。
現代っ子の僕には辛すぎたのでVPNを使いました。(使う場合は自己責任で)
まあ、とにかく中国の大自然は素晴らしい。
※PART2へ続く