中国の秘境―武陵源への旅―PART4
今回は、武陵源の旅のpart4、乗り換え地の上海の旅である。
上海では日本への飛行機を考えると滞在時間が8時間ほどあった。
上海もあるいてみたいと思っていたため、あえて飛行機を遅い便で予約していた。
だが、正直上海は何も期待していなかった。
都会というイメージしかなかったからだ。
大都会は惹かれない。
〇〇〇mの展望台や、
時速〇〇〇kmの新幹線、
ディズニーランドも興味はない。
だが、心のどこかで、なにかはあるだろうと思って歩くことにした。
空港から地下鉄でダウンタウンへ。
市内までは1時間位かかったであろうか。
かなりの時間を費やした記憶がある。
電車内では、観光客向けに地下鉄の路線図と上海からの観光ツアーの名前が記載された15㎝×15㎝位のカラーの紙が無造作に配られる。
配ってきた男は記載してあるツアーの旅行会社から雇われているのだろう。
ただ、何も持っていなかった僕からすると路線図はかなりありがたい。
ダウンタウンは都会というより大都会
たか~いビルが盛りだくさん。
時間も限られていたため、あらかじめ回る場所は決めていた。
主に3か所。
①豫園(よえん)
②外灘(バンド)
③田子坊
まず①から。
ここは歴史ある庭園。
豫園商城。
中国語で「商城」と書くように敷地内のお城のような建物には土産屋や屋台、レストランもたくさんある。
上海一の観光地といっても過言ではない。
敷地内は人で溢れかえっている。
値段も高いし、人だらけだったので余計疲れた。
ただ、大都会の中に昔の雰囲気があるのはいい感じ。
次に向かうは
②外灘。
読み方はいくつかあって、「わいたん」とか英語音で「バンド」と読むこともある。
というのも、上海はかつてイギリスとアメリカの共同租界であったため、建物も欧米のよう。
外灘は欧米の雰囲気だが川岸に伸びるプロムナードから向こう岸をみると上海の大都会が広がる。
ただお店などは高級志向のものが多く特に何もすることはない。
雰囲気を楽しんで終わり。
続いて③へ向かう。
田子坊。
ここは、昔の建物をリノベーションして雑貨屋やカフェなどにしているエリア。
上海で一番好きな場所である。
韓国で言う仁寺洞みたいなところで、エリア全体で古民家を再生したりして盛り上げている。
人もそんなに多くないのでお勧めである。
おしゃれなお土産も買える。
①②③以外に行ったところはこちら。
ハンシティー ファッション&アクセサリープラザ
ここがどいった場所かというと、
偽物のブランド品が安価で販売されていた場所である。
中国といえば偽物のブランド品。
買う買わないは別にして一度はそのショップがどういう場所か知るべく、
ネットで探して行ってきたがご覧の通り閉鎖されていた。
一応中には銀行などがまだあって、入れる。
店を閉めた暗いショップがいくつも立ち並ぶ。
プラザ内部はこういった張り紙がある。
おそらく、偽ブランド物が摘発されて、強制退去となったショップについて書かれているのだろう。
好奇心からどういったものか非常に見たかったので残念。
なんとも、微妙だが以上がpart4まで続いた中国の秘境―武陵源への旅のブログである。
またどこかへ旅をするときがあれば綴っていく。