東南アジア紀行① ホーチミンからおさるさんのいる島へ!夜は地元女子大生と市内観光?!
最近旅をしていないので、過去の旅について記す。
今回は東南アジア。
全部を一つの記事にしようとすると量が半端なくなってしまうので何回かに分けて綴る。
今の会社に入社する直前、
Vanやバスで、または飛行機で東南アジアの4か国を巡った。
このパートではベトナム編
到着すると交通量がまあ大変。
上の写真はまだマシな方だ。
やばい時で濁流のように隙間のない原付の大群が押し寄せる。
ホーチミン到着後、空港を出てローカルバスに乗った。
そこで、北欧出身で現在英語の教師としてベトナムで働いている人と一緒になった。
男「よお」
「ベトナムはどうだ?」
僕「交通量にビビってるよ」
男「だろ。俺が初めて来たとき、現地の人にこう言われた。
―ベトナムは交通量は半端ないが決して重大な事故は起こらない。
なぜだと思う?」
僕「いやいや、待て待て。こんなにバイクたくさんで走る車両と車両の間もごくわずかなのに事故が起こらないなんておかしいよ」
男「俺は、重大な事故は起こらないと言ったんだ。
みんな交通量が多くて出したくてもスピードが出せない。だから、重大な事故は起こらない」
僕「なるほど。。。」
妙に納得した。
東南アジアは今回で初。
どんな非現実が待っているのかと期待しているときにこんなバイクによる大歓迎を受けるなんて。。。
道路を渡るのに慣れが必要である。
今回の東南アジアの旅では主な目的がある。
それは、ラオスの南、シーパンドンと呼ばれる秘境リゾートへ行くこと。
あとのベトナムなどは、立ち寄れればいいかなくらい。。
ラオスについてはまた後日。
そんな中で、ベトナムに関してはほとんど調べていない。
ホーチミンには2泊の予定だ。
大阪からホーチミンの飛行機でベトナムの地球の歩き方を読んだくらい。
ベトナムはフランスの植民地だった歴史もあり、
建物がところどころ欧風で、教会なんかもある。
到着後、軽ーく市内観光。
途中、ローカルな旅行会社に立ち寄り4、次の日の計画を練る。
いろんな旅行会社が出しているツアーで、モンキーアイランドというところを巡るツアーがあった。
料金もそんな高くなかったし、丸一日使うような内容だったので、何をするか決めてなかった僕には丁度良かった。
価格もローカル価格だったので翌日参加で予約した。
ゲストハウスは価格とレビューを見て決めた。
郊外からは少々離れていたが、1泊1000円ちょっとで、内装もかなりきれいだ。
1泊目はシゴーンホステルに泊まり、2泊目以降は考えてなかった。
1週間くらいかけて東南アジアを周遊できればokとしか考えてなかったので1週間後のタイ発日本行き飛行機さえ間に合えば大丈夫だった。
ただ、カンボジア行きのバスの時間を考えると2泊したほうがいいという結果に至った。
シゴーンホステルのチェックインの際に2泊できるかと聞いたが、あいにく満室で最初の1泊しか無理とのこと。そのため、このゲストハウスの3つ隣の建物もどうやらゲストハウスのようなのでそこに2泊目は宿泊することに決めた。
ベトナムのゲストハウスはきれいなところが多い。
地元の英語が話せるイケイケの若者が働いているので、困ったらアドバイスをくれる。
翌日。
モンキーアイランドの日である。
いい年した中年のおばちゃんがゲストハウスのロビーへ迎えに来る。
乗って乗ってと言われバイクの後ろに座らされ、大通りに止めてあるバスまで連行。
バイクの群衆をぐいぐいかき分けあっという間にバスにたどり着く。
さすがおばちゃん。
ホーチミンからバスで2時間くらいかけていく。
途中フェリーを挟む。
正確には、カンジオ島といわれる島がモンキーアイランドで、
マングローブの密林に囲まれたエリアとなる。
さるだけではなく、ボートクルーズや、ワニ釣り体験、ベトナム戦争時の様子を人形にして飾ってあったりと飽きの来ない場所である。
お猿さんたちは、観光客が、サングラスやお菓子なんかを持ってると我先にとくらいついてくる。飛びかかってくるので注意。(笑)
バスを降りる前にサングラスをとれって言われてるのに外さない。そういうやつは必ずさるたちの餌食になる。
わに。
このツアーでは途中シーフード市場やランチでリゾート地と呼ばれるところに向かう。
と、まあこんな感じで充実したツアーであった。
カンボジア行きのバスは翌日の早朝のため、夜はこれまた現地の旅行会社であった夜の市内観光に参加した。
実はその日の受付自体は申し込みの時点では終わっていて、その日は特別に参加させてもらった。ただ、その観光は通常の市内観光ではなく、現地の大学生がバイクで案内する、ベトナムらしいツアーであった。
泊まっているゲストハウスまで迎えに来てくれるということなので荷物を置きに宿に戻り、30分くらいすると可愛らしい女の子がこれまたバイクで迎えにきた。
これでは、どちらが観光客が分からない。(笑)
一応女の子が今回の添乗員さん。(笑)
迎えに来てくれ、せっかくから写真を撮ろうと言われ、撮った。
もちろん、あとで撮った写真を高額な金額で請求されるということはない(笑)
案内してくれるところはかなりローカルな場所ばかりで、
手作り感が伝わってくる。
お金のためだけにしているという感覚が伝わってこないので非常に好感が持てた。
しかも、プライベート案内なので自分のペースで見ることができる。
途中、5歳くらいの男の子が手際よく生春巻きを作っていた。
僕も作ってみるかといわれたため、挑戦。
ぐだぐだであった。
ただ味はこれまで食べてきたベトナム料理の何100倍もうまかった。
初めて食べたベトナム料理は大量の雑草みたいな葉っぱとゲロ味のスープだったので正直期待はしていなかったがこいつは違った。
ありがとう少年。
ツアーは続く。
次に向かうはカンボジア人街。
広場を囲うようにアパートが建てられている。
この写真、プリズンブレイクに出てくる監獄みたいだ。。。
アパートはかなりボロボロである。
広場の中心ではおさるのショーをやっていた。
…もうさるはこりごりだった。
お土産屋さんが立ち並ぶ通りに着くとあたりをぶらぶら歩いた。
途中日本では見たことないフルーツを売っているおっちゃんがいた。
添乗員は「わたしこれすきなのー!!」とテンション高めで僕の分も買ってくれた。
...クソまずかったが優しさに応えるべくこっそり捨てた。
あとは、添乗員の大学の友達に会ったりした。
行くとこ行くと僕に奢ってくれる。
ツアー代金で十分賄えるのだろうが、優しさに感動した。
写真のお好み焼きみたいな食べ物も、変なフルーツ、生春巻きも値段にすれば30円もしないだろう。
だが、利益や見返りを匂わせないふるまいが素晴らしかった。
夜のツアーは感動しっぱなしだった。
向かった場所の名前や添乗員の名前、食べた料理の名前すらほとんど正直覚えていない。
ただ、ベトナムを好きになった感覚だけはずっと覚えている。
ベトナム最高。
次回はカンボジア編。
p.s.
実はもう一つベトナム人に感動したことがある。
こちら。
バイクの上で器用に寝すぎ。