ジョルダンの旅ブログ

旅行ではなく旅が好き。 TOURISTではなくてTRAVELERです。 仕事をしながら時間を作っては 世界のあちこちを旅しています。 秘境・廃墟・絶景や、 その土地での人・文化・伝統との出会いを求めています。 これは旅をテーマにしたBLOGです。

ビール大国ドイツ発祥!世界一おバカなドリンキングゲーム、フランキーボールのご紹介

日本と欧州の「飲み」事情

今回のブログは、ドイツ人の友人から教えてもらったドリンキングゲーム、いわゆる〝飲みゲー〟の紹介である。

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ドリンキングゲームと言えば日本では、あまりなじみがない。

思いつくとすれば罰ゲームで行う「一気飲み」くらい。

というのも日本はあまり外でお酒を飲む習慣がないからだと思う。

ここ最近ではテラス席のある居酒屋も増えてきたが、

日差しがあったり、店内がエアコンが聞いているとお店の中に入って食事をするのが当たり前である。

 

ヨーロッパでは、友達同士で近くの公園に行き、原っぱの上でおしゃべりしながら飲んだり、バーやレストランを利用するときは天気が良ければほとんどがテラス席に座ろうとする。

そして、その分飲みゲーもたくさんある。

日本人が考えつかないような「おバカ」なゲーム、

そんなゲームを今回は紹介していこう。

 

ピンポンバー

インドアにはなるが、ヨーロッパを中心にはやっているコンセプトバーがある。

それが、「ピンポンバー」その名の通り、

卓球を楽しみながらお酒が飲めるバーである。

こんなかんじ。

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ロンドンのとあるピンポンバー

イケイケのロンドンギャルたちが集っていた。

特に西洋では、公園などにぽつんと卓球台が置かれてたりするからみんな上手い。わら

そして、ピンポンを使った「飲みゲー」がこちら。

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ルール:

①1vs1で戦う

②紙コップを両者手前に3つ置く

③片方が片方のコートの紙コップめがけてピンポンを投げる

④ワンバウンドして紙コップに球が入れば、入れられたプレーヤーは一気飲み

⑤これを交互に繰り返す

 

いや、ラケットどこいった( ´・Д・`)o

しかも、使っているのは天下の「アサヒビール★」

 

なんとも「おバカ」ある。

「飲みゲー」にもはや勝ち負けなどどうでもよい。

ただただカップに入れられたら飲んでいくだけのゲームである。

 

フランキーボール

名前を聞いてもピンとこないであろう。

次に紹介するのはドイツ発祥の「おバカ」な飲みゲ―、フランキンボール。

僕が留学中にドイツ人の友人から教えてもらい、寮生同士で熱く盛り上がったゲームである。

 

用意するものはこちら★★★

①ビール

②そこらへんに落ちている石ころ

 

.......以上。

 

ルールが少し難しいので図を使いながら説明します。

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まずは、2~4人1組を作りチーム戦で戦います。

写真のような配置をとり、

真ん中に半分くらいなくなったビール入りのペットボトル(日本にはないので中身は適当の2リットルペットボトル)を置きます。

そして、それぞれがビール1缶を所持します。

チーム制ではありますが1vs1で戦い、交代で行います。

1vs1のプレーヤーは自分のビールを地面に置きます。

※こんな感じ

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ターン制でまずは、片方のチームが真ん中のビールめがけて石を投げます。

外れるとそこでターン終了。石を拾って片方のチームのターンになります。

見事ペットボトルを倒すことができたら、すぐさま当てたプレーヤーは自分のビールを飲み干します。

ペットボトルを倒されたほうは、急いでペットボトルをもとの配置に直しにダッシュします。最初の位置にプレーヤーが戻ると石を投げたプレーヤーは飲むのをやめなければなりません。

この後、石を投げたプレーヤーは同じチームの一番最後の順番に回ります。

そして、もう片方のチームのターンになります。

これを繰り返します。

ビールを飲み干したら、頭の上で缶をひっくり返します。

これが「飲み切ったぞ」という合図になります。

こんな感じでチーム全員が自分のビールを飲み切ればそのチームは勝ちとなります。

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***図で解説***

ターン1:先攻Aチーム1がボトルに石を投げます。後攻Bチーム1はボトルに当てられたら瞬時に戻しに行きます。ただ、石がボトルに当たるまで動けません。Aチーム1はBチーム1が定位置に戻るまで自分の缶ビールを飲むことができます。

Bが定位置に戻るとターン1は終わりです。

なお、石をボトルに当てれなければ、石を拾いに行き、ターン2になります。

ターン2では、Bチーム1が石を投げます。Aチーム1は3の後ろにつき、順番を待ちます。そのため、ボトルを直しにいくのはAチーム2なります。

 

こういった具合でターンを繰り返します。

 

 

簡単に言えば、先攻はボトルを倒せばビールをすぐさま飲む。

後攻はボトルが倒れたらすぐさまもとに戻しに行く。

 

これのみになります。

 

なんかドイツらしいといえばドイツらしい。

そして、びっくりさせられるのが、フランキーボールは大会も開かれている。

適当に検索してみたら動画があったので

百聞は一見に如かず、

ご覧になったほうがわかりやすいです。

youtu.be

※動画では、紹介したルールと少々異なっていますが雰囲気だけでも感じてくれたらと思います。

 

まあ、「おバカ」だけど、

やってみるとめちゃくちゃ楽しいから、

ぜひやってみて!!!!