スリランカ慰安旅③~ネゴンボ編~
どーも。
この記事からスリランカ旅のスタートから綴ります。
4泊6日の旅。
スリランカまでの行きかたは、いくつかある。
成田発の直行便から、地方発の人であれば、上海(MU)、韓国(KE)、シンガポール(SQ)、香港(CX)で乗り換えて行ける。
今回は、福岡空港から出発。
CXの香港乗り継ぎを利用。
ETAというビザの取得のために最初の1泊のみ、
ネゴンボの宿をとっていた。
正直、事前にスリランカという国を調べることがあまりできておらず、
ネゴンボからどのくらいでシギリヤへ行けるのかなど全然把握できていなかった。
とりあえず、帰国まで付き合ってくれるドライバーを雇い、
そのあとドライバーとプランを決めようと思っていた。
しかし、出発前はあまり何も考えていなかったが福岡空港を夕方出発し、
コロンボ空港(バンダラナイケ空港)に深夜到着。
・・・・それが間違いだった。
◇最初の失敗
ETAを事前に取得していたこともあり、スムーズに入国を終えた。
到着ロビーに出た瞬間、両替やタクシー、ツアーの勧誘がちらちら。
これは日本以外どこの国に行ってもあることだから基本的には「流して終わり」を貫いた。
雰囲気で一番まともそうな両替所でいくらか両替した。
🔴豆知識
アジアとか、東ヨーロッパなんかは、少額の買い物に高額紙幣で支払おうとすると
拒否されることがある。
(例えば100円のお買い物に10000円札で支払うとか)
スリランカもそういう国だろうと思って、細かいお金の両替を要求したが、
両替所のお兄さん曰く、この国はその心配はないらしい。
疑っていていたが、その後旅先でいろんな人に聞いたがどうやら本当らしい。
そして、契約する気はなかったが一つのタクシー雇用会社の客引きにつかまってみた。
彼はいろいろな提案をした。
僕が要求したのは
・コロンボ
・シギリヤ
・バワ建築
この三つをおさえてほしいということ。
すると、最終的にスリランカに到着した翌日から3泊5日で
ネゴンボ
↓
シギリヤ
↓
キャンディー
↓
ガレ
↓
を回ってくれて、ホテルも付けてくれる。
これで、7万円。
。。。いや、高すぎ。
いくら何でもこの価格が観光地価格というのはわかる。
客引きしてきたコーディネーターのクマル。
こいつ完全に舐めとるわと思い、さっそく宿に向かうことに。
でも彼は引き去らず、6万円でどうだと提案してきた。
僕の感覚だと1万円以下で行けると思っていたので、
もはや交渉の余地なし。
だが、空港到着が深夜ということもあり、宿についてもし何も提案してくれる人がいないとどうしようという不安に駆られた。
そうなると、2日目は完全にドライバーと交渉したりで、3日目以降のプランを立てることに費やす必要があると思い、クマルと連絡先を交換した。
そしてウーバーのアプリを使って空港から宿に向かおうとしたが、
上手くドライバーとマッチングできず、
結局、以前日本で車関係仕事をしていたドライバーのファイイズに声を掛けられホテルまで向かうことに、、
これまで旅をしてきた中で、
海外で日本語が話せる外国人=要注意人物というのが染みついていた。
特に何かされたわけではないが、相手を油断させて高額なものを請求されるなんてのはよくあることだから。
最初は、ファイイズのことは信用してなかったが案外いい奴だった。
長時間のフライトでおなかも減ってるだろうということで、
ホテルに寄る前にローカルフードのレストランに連れて行ってくれた。
コットロティ
ファイイズが勧めてくれた、スリランカ料理の一つ。
野菜と鶏肉とロティと呼ばれる薄いナンを細かく切ったものを炒めた料理。
(チャーハンのお米が細切れナンにかわったような料理)
めちゃめちゃうまいし安い!!
しかも大皿いっぱいに盛られたコットロティが150円ほど。
これだ、こういった感動を期待していたと思いながら、満足してホテルへ向かった。
ホテル到着。
ファイイズにお礼を告げいざチェックインへ、、が、
ホテルの明かりがついていない。。
カギが閉まっている。。
ベルもない。。
誰もいない。。
。。。チェックインできず。(ガビーン)
振り返るとドライバーのファイイズも帰ってしまっている。。
宿に電話を入れても全くつながらず。。
事前にチェックインが遅くなるのは伝えていた。
だが、ダメだった。
この辺りはゲストハウスが連立する通りだが、さすがにどこもかしこも明かりはついていない。
深夜1時過ぎ。
真っ暗な人通りのない通りで一人ぼっちになってしまった。
しかもスリランカという異国の地で。
幸先悪すぎと思いながら彷徨った。
これが、最初の失敗である。
だが、旅に失敗はつきものなのですべて受け入れる。
◇その後
チェックインできなかったホテルから500m位離れたところにあるホテルの前で2人の男が談笑していた。
マリファナでもやっているのか、それとも彷徨っている自分をあざ笑っているのか。
なんにせよ、こいつらの話など一切聞かんと誓った。
「部屋がねぇんだろ、俺の部屋を見ていけ」
空いているホテル探しで疲れていた。
みるだけみるかと思い、その男についていった。
案内されたのは普通のシングルルーム。
エアコンも完備されており、3000円。
スリランカにしては少々高すぎやしないかいと思ったが
ほかに行く当てがないためここに決めた。
ただ、booking.comには載ってないホテル。
パスポートのコピーもとっていないしちゃんとしたとこなのか疑問に思ったが
まあいっか。
朝は7時くらいに目が覚めた
ビーチが近いということもあり、海沿いを散歩した。
翌朝は、コーディネーター クマルの部下が迎えに来た。
9時後だったが、ホテルのオーナーはまだレセプションにはおらず、
ホテルの庭のカギも閉まったままだったためカギだけレセプションに置いてホテルをでた。(代金は前払いだったので問題ない)
ドライバーと簡単な挨拶を終え、
いざ最初の目的地、シギリヤへ向かう。