スリランカ慰安旅④~シギリヤ編~
ども。
スリランカ旅も2日目に突入。
といっても、1日目はほぼ移動+トラブルのみだったため特に何もしていない。
ドライバーと2人でシギリヤを目指す。
この旅一番の見どころである。
◇2つ目の失敗
英語話者ドライバーを雇い、まあ気軽にドライバーとお話でもしながら約4時間の長時間移動を乗り切ろうと。
そう思っていた。
こいつ英語ほとんど話せない(がびーん)
いや、話せないことは問題ではない。
話そうとしないのである。。。
これが2つ目の失敗。
なんか妙にこの部分は日本人ににてるというか。。。
僕はもっと現地の人でしか知りえないような情報が欲しい。
そのために現地ドライバーを雇った。
ただの運転するだけのロボット人間であるのであれば、もっと良い移動方法を選択する。
それなのにこのドライバー、話さない。。
確かに何かおかしいと思った。
こいつ、初めて会った時も自己紹介すらしてこなかった。
胸糞悪かったが、もうお金は払っていたので、どうすればこの状況を楽しめるか考えることに。
多分こやつの英語スキルは英検4級以下くらいしかない。
そんな奴が、英語話者ドライバーと謳って仕事にするんじゃねえ!!
いや、でもこいつは悪くない。
ただ雇われているだけなのだから。。
脳裏に浮かんでくるのはコーディネーター クマルの顔。
あの野郎。。。。
絶対に許さん!!
ドライバーにその日に行く観光地を聞いても、うまく教えてくれない。
本来翌日行く話になってた場所に今日行くことになったとか言い出したり。
そこで次に思い浮かんだのは、
昨日ホテルまで送ってくれたファイイズ。
そうだ、あいつにドライバーを頼もう。
この旅、楽しめなくなればそこですべて台無しになる。
それはしたくない。
そこで、ドライバーのファイイズに連絡した。
◇クマルへのクレーム
あいにくつながらなかった。
そこで、キャンセルできるかを聞くために、クマルに電話した。
ドライバーのサンパタには聞かれないようにサンパタの休憩中に電話した。
わい)おい、キャンセルを考えているんだが、キャンセル料はいくらだ?てめー英語話者ドライバー手配するとか言いながら全然コミュニケーションとれねえじゃねえか!!
くま)ごめん、ごめん。昨日お客さんが来たのが深夜だったから英語が話せるドライバーの手配が難しかったんだ。
だが、キャンセルに関してはちょっと待て。また、折り返し電話するから。
わい)実は、昨日ホテルへ帰るときに、日本語が話せるドライバーに出会った。そいつがOKであれば、運転はそいつに頼む。だから僕はここまでのキャンセル料を払うから、キャンセルさせろ。
くま)とにかくちょっと待て。お客さんがハッピーになれる方法を考える。とにかくすぐ折り返す。
10分すると、またクマルから電話があった。
くま)ドライバーを変える。が話せるドライバーだ。だが、契約等の問題もあるため、すぐにというわけにはいかない。だから、明日朝からの合流になる。それで何とかしてくれないか。
クマルは少しばかりの誠意を見せた。
2日目から日本語話者ドライバーに変えるとのことで手を打った。
とりあえず、その日1日はサンパタがドライバーを務めた。
最後にクマルにこう言った。
わい)サンパタに言っておいてくれ。あなたは悪くないと。ただ、僕がもっとこの旅を充実させるための判断だから。
そして、その後は、勝手に少し気まずさを醸し出しながらシギリヤへと向かった。
◇シギリヤ着!!
ジャングルの中の道路を走っていると、段々とその全容が見えてくる。
シギリヤロックが視界入った瞬間感じる
スリランカに来た感°˖✧◝✧˖°
この圧倒的迫力。
シギリヤロックの観光はドライバーは同行しない。
出口で待っておくとのこと。
シギリヤは外国人の入場料がばりばり高い。
35ドル
ひえ~と思いながら、ここに行かなきゃスリランカに来た意味なんぞなくなってしまうので仕方ない出費と思って支払う。
さらに、英語ガイドに10ドル払った。
ガイドは任意だが、せっかくだからいろんな背景も知っておきたいし、
かなりベテランのガイドだったのでお願いした。
そのため、シギリヤロックはガイドのおじいちゃんと行動することにした、
ガイドのダヤの話はかなり濃厚で、これまでのドライブでサンパタと意思疎通が取れなかったため、ここで一気に発散した。わら
また、シギリヤはたくさんの野生動物が暮らしている。
サルに
イグアナに
黄色いトカゲに
運がいいとワニもいるらしい。。
シギリヤロックは頂上まで登るのに1200段の階段がある。
多くの人は、日中暑くなる時間をさけて、気温の低い午前中に登る。
そのため、午前中は混み合うのだが、僕が行ったのは1時ごろ。
一番熱い時間帯だったため、割とすいていた。
岩と岩の間をくぐって、階段を上る。
チラッと後ろを振り返ると、はい、絶景°˖✧◝✧˖°
ガイドのダヤ。御年59歳。
若い時はシギリヤロックを1日3往復していたという。
今は膝を壊して1日1往復。
いやいや、それでもスーパーおじいちゃんですよ。
どんどんどんどん進むダヤ。
ミラーウォール。
かつて、この壁を鏡代わりに使っていたんだって。
ライオン像のところまで来た。
ここまでくれば頂上まであと一息。
途中、大きなハチの巣もあるので刺激しないよう要注意。
そして頂上。
煙が上がっているのは、焼き畑をしているところ。
かつて頂上には要塞があった。
その基盤がいまでも残されている。
かつて従えていた女性たちに使わせていたプールがシギリヤにはいくつも残っている。
従えていた女性は1500人。
その女性たちの壁画が今も残っている。
ただ、そこだけは撮影NG。
壁画の劣化を防ぐためなんだと。。
頂上からの景色を見ると、達成感と壮大さとで、これまでのうっぷんが全て吹き飛んだ。
35ドルもどうでもいいし、
英語が話せないドライバー、
ぼったくりコーディネーター クマルも
みんなどうでも良くなった。
ちなみに、シギリヤロックよりすぐ隣に、これまた小高い丘があるのだが
ここも隠れた観光スポットというか、シギリヤが良く見えるポイントになっている。
しかも入場料400円程度。安い。
かつて、シギリヤロックの頂上に要塞を構えていた王様の弟に兄がこの丘の頂上にお寺をプレゼントしたそうな。
時間があれば行ってみよう。名をピドゥランガラ山というらしい。
頂上から降りるときも絶景である。
てな感じでシギリヤロックを後にして、シギリヤエリアの宿に向かうことに。
ただ、この後もドライバーと一悶着あったのだが果たして。。。
パート5へ続く!!!