HIS(エイチ・アイ・エス)キャンセルサポートの細かい支払事由をまとめてみた
ども。
旅行会社HISが始めた、三井住友海上と共同で生み出したサービス、
「キャンセル・サポート」
10万円までの旅行であれば、掛け捨て1000円で、
キャンセル料を補償しますというサービスである。
補償してくれるのは、主に
・パスポート忘れ
・ペットの死亡
・出張
・入院・通院
・妊娠
などなど、、
どの事由も100%、もしくは90%キャンセル料を補償してくれるので急なキャンセルの時に備えたい。
前回もキャンセルサポートに関しての記事を書いたが、
リサーチ不足だったため深いところまで掘り下げて書くことができなかった。
今回は、保険がてきようになる事由に関して細かいところまで見ていきたい。
【参考資料】
重要事項等説明書
https://www.his-j.com/images/pdf/cxl_support.pdf
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まず、僕はキャンセルサポートを強く推奨する。
安く賢い旅行のためには必ず入っておくべきだ。
自分が利用する立場になっても使いたいと思うからだ。
保険で注意すべきなのは免責事項。
こういった場合は保険がおりませんよ~という細かいルールのこと。
数ある事由のなかで起こり得そうなものをいくつかピックアップして説明していく。
事由①「妊娠」
一番多いのがハネムーン。
ず~と前から予約していたけど奥さんが妊娠してしまってやむを得ずキャンセル。
そんな時にでもこの補償を受けられる。
妊娠以外にも、出産・早産・流産も対象となる。
ここで疑問が生まれる。
ご主人のキャンセル料は?
—―――保険対象になります。
というか、このキャンセルサポートのすごいところは、
ほとんどの事由に関して被保険者が補償事由に当てはまっている場合、
かつ同行者もキャンセルサポートに加入していれば、補償対象になるということだ。
そのため、奥さんの妊娠で2人分のキャンセル料のほとんどをカバーできるのだ。
ただ、申込時にすでに妊娠していると対象外になるため気を付けよう。
事由②「ペットの死亡」
ペットが亡くなったときにもこの補償がおりる。
ペットの概念をどこに着地させるかが疑問。
だが、キャンセルサポートの場合、いぬ・ねこを補償対象として決めている。
また、どう証明するかだが、
獣医の死亡診断書または死体検案書の提出が必要となる。
出発直前にもし死んでしまったらさすがに旅行に行く気分にならないが、
だいたい旅行前はどこかにペット預けていくでしょ?
2,3日前に亡くなってしまっていろいろ書類準備して旅行をキャンセルするよりかは、
「もう行けよッ」って思ってしまう。
ペットは大事に!!
事由③「入院・通院」
補償対象となるのは、
入院の場合 7日前、
通院の場合 前日。
そもそも、入院と通院の違いって何?
入院は事故・病気で病院生活を余儀なくした場合。
通院は、発熱や風邪、ケガなんかで病院で診察を受けたとき。
いずれにせよ、医師の診断書をもらっておこう。
旅行の日に限ってインフルエンザの疑いっていうことになると旅行どころではない。
この「入院・通院」の時の補償が一番現実的なのではないか。
事由④「パスポート」
パスポートの置忘れと有効期限切れにより出国できなかった時にも補償対象となるのだが、これを支払事由に入れた保険会社はどれだけ心が広いことか。。。
そもそも、旅行会社であるHISが始めたサービスにも関わらずパスポートの有効期限切れを対象とするなんて矛盾してない?と思いながら、重要事項説明を読んでいた。
旅行会社であればお客さんに有効期限のチェックを促すのは当たり前のことなのに。。。(笑)
他の事由に比べ、④は特殊である。
なぜなら、「パスポートの置忘れ」に関しては、証明するものがないからだ。。
実際に問い合わせてみても、
「証明するものはないため自己申告になる」とのこと。
どれだけ日本人の心が透き通っていると思っているのか不思議でならないが、
今後必ず悪い思いを巡らせる人が出てくるだろう。
事由⑤「出張」
折角旅行を予約していたのにもかかわらず急な出張が入りキャンセルせざるを得なくなった。
この場合も補償対象になってくる。
日本からの海外出張や日本国内の出張。
国内に関しては宿泊施設へ2泊以上の出張が伴わないと対象とならない。
また、補償されるのは出張のみ。加えて、海外から日本の出張だったり海外から海外の出張も対象外となるし、
転勤も対象外となるので注意しよう。
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悪いことがどんどん思い浮かんでくる
下記、支払事由一覧である
たくさん、あるけども結局は「通院」と「パスポート」に関する事由で、
90%はキャンセル料を補償してくれるんじゃないの?と思う。
同行者とケンカしたり、急に大きなお金が必要になったり、
結婚式が入ったり、、、
旅行に行く気がなくなれば、
「通院」か「パスポート」を口述に
無理やり旅行代金を払い戻せるだけ払い戻そうとする輩は必ず出てくると思う。
保険会社がどんな対応をするのか見ものだ。
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問い合わせ窓口に関して
こんな時は保険はおりるの?おりないの?
そんなとき、質問できる窓口の電話番号が重要事項等説明書の一番下の部分に記載してある。
「三井住友海上お客さまデスク」 0120-632-277(無料)
電話受付時間:平日 9:00 ~ 20:00 土日・祝日 9:00 ~ 17:00
わい「重要事項説明書に関して質問があるのですが」
おぺれーたー「わたくしどもでは分かりかねますので担当から折り返します」
わい「御社の商品なのにわからないの?」
おぺ「はい、もうしわけございません。電話番号〇〇〇-✕✕✕✕-△△△△です」
わい「へ~い」
重要事項説明に堂々と書いてある番号なのに受け答えできるオペレーターに直接つながらないのはいかがなものかと思いながら電話を切った。
そこで教えてもらったのは、
三井住友海上火災保険株式会社
航空旅行保険部・営業第2課 TEL:03-3259-4135
窓口の名前がキャンセルサポートとは関係ないものだった。
ここの窓口であれば、細かいところまで教えてくれる。
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最後に
航空券なんかは早く予約をすればするほど安いし、
逆に間際であればあるほど高くなる。
だが、半年後の予定なんてほとんどの人は分からない。
でも航空券を購入してしまうとキャンセル料が発生する。
そんなリスクはかけたくないけど、安く旅行したい。
そんな、キャンセルのリスクを補うのが、「キャンセル・サポート」
支払事由も割と多くのケースで適用になるし、
同一行程でこの保険に加入していれば一人がキャンセルせざるを得なくなって、
同行者もキャンセルするとなったとき、
同行者のキャンセル料も免除してもらえるところは画期的な部分。
最後に言いたいのは、
皆どんどんキャンセル・サポート使って早期予約して安く海外行こうぜっていう話!
キャンセル・サポートあざまる。