ジョルダンの旅ブログ

旅行ではなく旅が好き。 TOURISTではなくてTRAVELERです。 仕事をしながら時間を作っては 世界のあちこちを旅しています。 秘境・廃墟・絶景や、 その土地での人・文化・伝統との出会いを求めています。 これは旅をテーマにしたBLOGです。

東南アジア紀行③ メコン川に浮かぶラオスの楽園へ!川イルカに"HAPPY"とは?!「4000の島々」のあなたに合った島の選び方教えます!

どーも。

 

この東南アジア紀行もいよいよ折り返し地点までやってきた。

関空からベトナムホーチミンへ飛び、2泊、さらにカンボジアシェムリアップで2泊を過ごした。

今回のパートでは5日目、シェムリアップからラオスに向かう。

バスか飛行機か移動方法についてぎりぎりまで迷ったが、移動時間を考えると結局空路で移動することにした。

前日にネットで購入したため、少々割高で片道10,000円だった。

 

シェムリアップの空港からラオスの南にある小さな街パクセに降り立った。

 

この東南アジア紀行、一番の目的はシーパンドンと呼ばれる秘境リゾートへ行くことだったため、その目的地までの移動を考えるとパクセに向かうのが一番良かった。

最初に説明しておくが、このシーンパンドンと呼ばれる地域は、

 

ラオスの言葉で「4000の島々」という意味がある。

 

その名の通り、メコン川に浮かぶたくさんの小さな島々のエリアのことである。

小さな島がたくさんある中でも、2つの島が主な観光地となっている。

それが、「コーン島」と「デット島」である。

有名なのが、川イルカソンファミットの滝だ。後ほど紹介する。

 

※今回はシーパンドンがこの旅の目的ということもあり、

かなり気合を入れて書いたので心して読んでほしい。

 

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パクセ国際空港に到着。

「国際」とつけていいのか疑問に感じるくらい小さい。

辺りは殺風景で何もない。

空港は誰一人いない。

僕と一緒に降りた人たちは皆どこかへ行ってしまった。

15分くらい空港前の道路で待っていると、軽トラックのタクシーが通りかかったのでホテルまで送ってもらった。

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パクセの宿だが、booking.comで調べた限り、非常に数が少なかった。

そのため、1泊あたりの料金が2000円くらいと少々割高にはなったが、

ヴィラタイプのホテルを予約した。

予約したホテルの場所も正確ではなかったので探すのに少し苦労した。

しかし、

市街を歩いてみるとゲストハウスがまあたくさんあるではないか!

繁忙期というわけでもないので空きもたくさんありそう。

そこで一応agodaで見てみるといくつかゲストハウスがあったため、この街の住人はbooking.comを使っていないのだと思う。

 

そこで、パクセの宿選びについてまとめた。

 

【パクセの宿はこう選べ‼‼】

シーパンドンに行くための玄関口となるのがこのパクセ。

だが、booking.comやagodaなどのネットには宿はほとんど出ていない。

 

現地で自分の目で見て決める!

この方法しかない。

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ダウンタウンと呼ばれる場所は赤丸のあたり。

空港からタクシーで5分くらいのところにある。

特に橋を渡ってからは、大通りに何件もゲストハウスやホテルが並んでいるから、

予約がいっぱいで当日泊まれないなんてことはほとんどないと思う。

何件か自分の足で訪ねてみて、値段とサービスを比較してみよう。

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通りを歩くとたくさんの宿がある

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ただ、このパクセ、

観光地と呼べる場所がほとんどない。

この場所に訪れる旅人は皆シーパンドンへ行くための街としてこの場所を利用する。

なぜならホテルやゲストハウスでシーパンドンへ行くためのバスが手配できる。

宿の前に下の写真のように看板を出している。

ちなみに、こちらのバスだとデット島は約900円コーン島は約950円

シーパンドンまでのバスだが、デット島、コーン等ともに橋でつながれたところにあるので、船着場までのバスは同じだ。そこから小さなボートに行先ごとに分かれる。

※ちなみに、そこの宿に宿泊していなくても、バスなどの手配はしてもらえる。

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この街には特に目立ったものはないので、翌日のシーパンドン行きのバスの予約。

まずは、船着場があるナーカサンまで2時間ちょっとかけて行く。

道中はなかなかのすし詰め状態で、悪路をヴァンがぽよんぽよん跳ねながら進む。

 

【コーン島?デット島?あなたにあった島の選び方!】

宿でいろいろ旅の行程を練っていた。

日帰りでシーパンドンへ行き、パクセに行くプランもあったが、

それは全くもっておすすめしない。

ゆっくりと流れる時間を堪能したいからだ。

リゾートとはそういうもので、帰る時間など気にしだしては負けだ。

 

主な宿泊は、コーン島かデット島のどちらかになる。

宿の従業員に相談すると選び方のポイントを教えてくれた。

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コーン島とデット島地図

〇デット島

・宿泊客がコーン島に比べ圧倒的に多い
・にぎやかなことが好きな若者向け

〇コーン島

・にぎやかな感じが苦手な人向け

・夜は静か

 

こんな感じ。

実際に二つの島に行ったが、このアドバイス通り。

 

僕はもちろんコーン島を選んだ。

 

ちなみに、ソンファミットの滝や川イルカはコーン島で見られる。

デット島からコーン島にかかる橋を渡るのに通行料がいくらかかかるので注意が必要だ。

なので、観光に関してはコーン島がおススメ。

詳しくは後ほどわかると思うが、騒ぎ狂いたい若者は断然デット島である。

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コーン島とデット島に架かる橋

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船着場までの道中

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途中のガスリンスタンドで休憩。サルがいた。サルはもうこりごり。

ボートに乗り換える

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コーン島とデット島が見えてくる

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コーン島到着!

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船着場でボートを待っていた人で、

7:3くらいの割合でデット島とコーン島に行く人は分かれた。

たくさんいた船着場の人もボートに乗り込んだのは4人。

あとの多くはデット島に向かった。

 

だが、

この島。

すごくいい感じだった。

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コーン島の子どもたち

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雰囲気は100点満点

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川沿いにレストランやゲストハウスが立ち並ぶ

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学校帰りの少年少女

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赤ちゃんのお世話

バイク文化が根付いているコーン島。

幼いころから動画のようにスパルタのトレーニングが始まる。

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宿はパクセの教訓があったため、現地で実際に見て決めることに。

コーン島もたくさんのゲストハウスがある。

建物はすべてバンガロータイプだ。

別荘のような木の家を満喫できる。

島の人たちも皆あたたかい。

 

観光客価格というものがなく、お金お金とならないところが最高だ。

移動は自転車レンタルかバイクレンタルのどちらかになる。

どちらも安い。

僕は自転車をレンタルし島を探索。

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ソンファミットの滝

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川イルカを見にボートをチャーター

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川イルカが見えるポイントで、ひたすら待つ

川イルカは見れたけど、残念ながらカメラにおさめることができなかった。。。

 

 

疲れたら、

宿に戻ってハンモックで日向ぼっこ。

なんと最高なバカンスだろう。

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バンガローのハンモックで日向ぼっこ

夜はビーアラオやBBQ。

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時がゆっくり流れていく。。。

 

2泊目はホテルを変え、違うバンガローへ。

コーン島でも長距離バスの予約ができるため、

タイ行きのバスの予約をした。

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バンコク行きのバスチケット。日本円で約3,900円

シーパンドン2日目は自転車をレンタルしデット島へ。

この島のほうがゲストハウスはたくさんある。

昨晩夜は大雨が降ったせいで、川はあれていた。

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デット島から見た橋

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子どもたちが水遊び

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そして気になる表記がたくさん。

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デット島のレストランやカフェの看板に掲げられた”HAPPY~”という表記。

 

そう、ァナである。

 

ヨーロッパやロシアからこの島にやってきて、遊びつくす。

物価もかなり安いため格安で気持ちよくなることができる。

彼らはこの島を楽園と呼んでいる。

 

実際、ヨーロッパのいたるところからこの島に移住し、

今はカフェやバーを経営していたりする。

自由な島である。

夜は彼らはらりって遊ぶ。

 

そういった意味で、パクセのあの従業員はどちらの島にするかアドバイスをくれた。

 

コーン島で良かった。

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宿に戻って、ハンモックで寝ていると、日本語なまりの英語が聞こえてきた。

宿泊しているホテルの値段交渉をしているようだった。

日本人かな~とか思いながら観察していた。

 

歳も若そうだったので声をかけてみるとやっぱり日本人。

彼は一人で東南アジアを旅しており、行く場所行く場所で釣りをして「大物」を狙っているというおもしろいやつだった。

 

つい先ほどコーン島に着いたと言う、大学1年の彼はさっそく釣りをしてみるというので同行させてもらうことに。

 

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僕も釣竿をかり、海外で釣りに初挑戦。

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興味津々で子どもたちが近寄ってくる

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数メートル先では牛が見つめている

怖すぎ。🐮

 

たまに全速力で釣りをしている川に水浴びに来るので命がけである。

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釣れた

 

てな感じで楽園を2泊3日で満喫した。

シーパンドン。かなり好きだ。

 

人も自然も全部素晴らしい。

本当に来てよかった。

 

ありがとうシーパンドン

翌日は、ついに最終地点であるバンコク