東欧3カ国を巡る⑤ 「温泉都市」ブダペストに「ドナウの真珠」、ブルガリアまでの鬼畜寝台列車
▮why hungary????
気づけばこのシリーズも5回目になる。
今回が最終章。
最後の目的地はハンガリーである。
留学先のブルガリアから
ハンガリー(今ここ)
とバスや電車で巡った。
留学も約6ヶ月が経っていた。
ブルガリアは日本を感じれる場所が少ない。
日本食レストランもほとんどないし、クオリティーも低い。
丁度日本食や日本文化にうえていた。
そんな中、ハンガリーは温泉で有名なため、
ハンガリーを旅の最後の目的地にし、
疲れたからだを温泉で癒そうと考えていた。
訪れたのは首都であるブダペスト。
特徴は、地図真ん中に流れるドナウ川を境界線にして
西側→ブダ地区
と
東側→ペスト地区
の二つの地区からなる都市である。
▮ブダペスト到着
コシツェからブダペストまでは鉄道で移動した。
約7時間の鉄道移動。
日が落ちるくらいに出発し早朝ブダペスト中央駅に到着した。
この駅の建物はかなり迫力がある。
ブダペストは実は移民問題が深刻で、戦争が行われている国や貧困で国を去ることを決めた中東やアフリカの難民・移民たちが行き場を求めてブダペスト中央駅の周辺に集まっている。
アフリカ大陸から海を通ってきたり、シリアやヨルダンから戦火を逃れやっとの思いでヨーロッパに足を踏み入れた彼らは、よりいい暮らしができる西欧や北欧を目指す。
ブタペストは観光地としてはかなりいい街である。
交通もしっかり整っていて、観光地もたくさんある。
物価も安い。
訪れるところは基本的にはドナウ川の川沿いである。
ペスト地区のより東は金融街のような感じになっており、
温泉がたくさんあるのはブダ側になる。
▮腹ごしらえ
ペスト側地下鉄のArany janos utca駅の近くで見つけた、「ARIGATO」という日本食レストランに入った。
店の看板が海外でよくある「なんちゃって日本料理屋」ではなかったので
期待大で入店した。
出迎えてくれたのは日本人のおばちゃんであった。
かつ丼とそばの定食を注文。
味は想像した通り間違いなかった。
※調べてみると、このレストランは2015年の11月で店を閉めていた。レストランを経営していた日本人夫婦が日本に帰国したらしい。日本のどこかでまたレストランをやっているのであればぜひいただきたいものだ。
▮おんせんへ
おなかも満たされたところで、
いよいよ楽しみにしていた温泉である。
何か所か有名どころがあるが、その中のゲッレールトと呼ばれる温泉に行った。
ここは「温泉」というよりは、「温水プール」。
この真ん中のプールでは、健康のためにご年配の方たちがエクササイズのレッスンを受けている。
受付でチケットを買い、コインロッカーへ荷物を預け、
入浴する。ルールは日本と同じである。
が、
皆水着を着て入浴しているため、やっぱり温泉というよりは温水プールと呼んだほうがよさそう。
ただ、留学して以降、湯船に浸かってなかったのでかなりいやされた。
▮市内散策
疲れを取った後は、夜まで時間があったため、
市内をぶらぶらした。
やっぱり絵になる街「ブダペスト」。
そして、日が落ちようとする頃、
夜景を見に、ブダ側のゲッレールトの丘というところに夜景を見に行った。
ゲッレールト温泉から歩いて分くらいだ。
街が夕日に照らされる。
ブダペストは僕の心を癒してくれた。
景色も、食事も、温泉も。
みんな素晴らしい。
丘からの帰りは、日本人の大学院生
2人組に声を掛けられ、一緒に飲みに行くことに。
※ジョッキでかすぎ!!!
そして、ゲストハウスに戻った。
どうやら、この夜は部屋は僕一人のようだった。
▮帰るよー‼
翌日は、ついにブルガリアへ帰る。
初の寝台列車である。
駅は相変わらず、配給をもらおうとする難民たちで溢れかえっている。
異様な光景である。
列車は17時間くらいで留学先であるブルガリアのソフィアに到着する。
わくわくしながら列車に乗った。
このスペースを4人で使う。
狭すぎツツ!
足ものばせないし、目が覚めたと思って座ろうとすれば、
上のベッドに頭をぶつけてしまう。
ここで17時間はきつかった。
国境を越えるときは、車掌さんが、パスポートを回収しに来る。
最初は超不安でちゃんと帰ってくるのかドキドキしたがちゃんと帰ってきた。
そんなこんなで、無事にソフィアに着きました。
東欧最高ですッッ!!!!!!!!!!!!!