ジョルダンの旅ブログ

旅行ではなく旅が好き。 TOURISTではなくてTRAVELERです。 仕事をしながら時間を作っては 世界のあちこちを旅しています。 秘境・廃墟・絶景や、 その土地での人・文化・伝統との出会いを求めています。 これは旅をテーマにしたBLOGです。

せっかくの旅行が雨で『空港に行けない?!』『飛行機は?!』『旅行代金は?!』『どこに連絡するのぉおお』の問題にお答えします

どうも。

 

7月の西日本を襲った豪雨により、ありとあらゆる交通機関が凍結しました。

 

JRも在来線も新幹線もストップ。市内バスも運行停止し、高速道路も通行止め。

場所によっては川が氾濫し道路が陥没。

 

これまで地震や大雨なんかありましたがなんだかんだ大した被害は受けずにここまで来ていましたが、まさか広島がという状況です。

広島全域で物資が届かず、コンビニにはパンが消え奇妙な光景があります。

広島市内中心部は、復旧が早かったですが陸の孤島と化している地域や

断水してる地域がたくさんあります。

 

そんななか、7月の初めに旅行を計画していた人たちも多かったはずです。

広島空港は市内中心部から高速道路を使って車で約40分くらいの山の中にあります。

今回の被害でJRと高速道路がストップしたために空港までたどり着けない人で溢れかえりました。

 

そんな状況で、飛行機は飛んでいる。

 

もちろんいくつかの航空会社は欠航となっていますが、

 

空港までたどり着けない

だが飛行機は飛んでいる

 

こんな状況になったとき、

もちろん何もしなければ支払った代金は返ってこずですが、

いくつか対処法をご紹介します。

 

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A《旅行会社を通さずチケットを手配している場合》

この場合、旅行会社のバックアップがない分、払い戻しの手続きなど、

返金の交渉などをすべてご自身で行う必要があります。

 

ケース①飛行機が欠航になった場合

この場合、航空券の代金は全額返ってくる場合が多いです。

また、無料で翌日便に振り替えができたりします。

ただ、基本的には天災などで飛行機が飛ばなかった場合、航空会社が大々的にチケットの代金を保証しないものとなっています。

最終的には予約をした人と航空会社の交渉次第となります。

しかし、注意点としてLCCと呼ばれるいわゆる格安航空は返金対応をしないところもあるので要注意。

 

ケース②遅延にて出発した場合

この場合、もし出発に間に合わなければ航空券代金の返金はまずありません。

いくら道路やJRが止まろうと航空会社は基本的には「そんなの知ったことかスタイル」のため返ってきません。

ただ

航空会社と交渉の余地はあります。

また、もし空港に悪天候のためたどり着けない場合、

事前に航空会社に連絡をすることで戻ってくるお金がある場合があります。

航空券は

 

航空券=

運賃+(諸税:燃油SC+航空保険料+出入国税+空港税など)

 

で構成されています。

そのため、空港にたどりつかなかったにしろ諸税は返ってくるケースが多いので出発便に間に合いそうにない場合も航空会社には連絡を入れましょう。

 

 

旅行会社を通さずに飛行機を手配している場合、

もちろんホテルも自身で手配しているはずです。

海外のホテルなんざ、日本でどんな事情があって渡航できないとなっても返金はまずありません。

 

 

B《旅行会社を通してチケットを手配している場合》

この場合、旅行会社を通さず手配した時との大きな違いはツアーの時に現れます。

 

ケース③飛行機が欠航になった場合(手配型)

手配型とはいわゆる個人旅行。

ツアーではなく飛行機やホテルを別々に手配している形の旅行のことである。

この場合は、対応はほとんどケース①と同じです。

また、旅行会社がしてくれることは、営業時間までに航空会社の遅延・欠航情報が入れば連絡をしてくれることくらいです。

午前出発の便になると必ず旅行会社の営業時間前にみなさんは出発するようになると思います。そのため、後のやり取りはみなさんと航空会社になります。

 

ケース④飛行機が欠航になった場合(募集配型)

募集型は航空券と飛行機がセットになったいわゆる「ツアー」です。

ツアーの場合、「出発保証」があるため、飛行機が欠航になると当初予約していたツアー自体が催行できなくなるため全額保証の対象となります。

 

ただ、航空会社も頑固なもので、なるべく損害を被らないために飛行機を飛ばそうとします。

そのために、欠航になるか遅延になるかぎりぎりまで決断しないことがほとんどです。

「ツアー」の場合、遅れて出発できるときは、その後は通常通りツアーが催行できるとみなされるので勝手に「飛行機がとばない」と判断して自宅待機はあまりお勧めしません。遅延か欠航か。

自宅出発時点でわからないときは空港には向かうようにしましょう。

 

ケース⑤飛行機は飛んでいるがやむを得ず空港に辿り着けなかった場合

今回の豪雨の影響で、広島空港までのインフラは完全にシャットダウンされてしまいました。

それもあり、

通常どんな理由があっても予約便に間に合わなければ返金は受け付けないですが、

今回は特別措置ということで全日空はツアーで予約していた方で豪雨が原因で出発便委間に合わなかった方のNOチャージ返金対応の措置をとっています。

みんながみんな同じ対応ではないと思います。

 

 

 

以上が考えられるケースです。

また、いろいろなイレギュラー対応を迫られる場合があると思います。

それが以下のケースです。

 

ケース⑥航空会社に連絡したいけどつながらない OR 電話番号がわからない※A、B共通

こういった場合も非常に多いと思います。

そりゃ、出発日の前後数日で利用予定だった人達が一度に航空会社に電話をかけているので、さすがにパンクしてしまいます。

最悪なケースはLCCなんかはホームぺ時に電話番号を載せてないことが多く、

載せていたとしても国際電話。みたいなことはありがちです。

挙句の果てには1時間ちかく保留にされそれでもオペレーターにつながらない。

しまいには機械音声に保留途中で「このままオペレーターにつながるのを待ちますか?待つなら1を切るなら2を」なんてことを言われて。。。切るときは勝手に切るわと思ったり。。。。

 

そんな時の対処方は

各空港の旅行総研に連絡をする

 

旅行総研とは空港で航空会社のサポートをしたり、

空港の事務関係の仕事をしたり

旅行会社とつながり、日程表などの書類をお客さんに渡したりする仕事で、

お客さんになにか問題があったときなどは空港で専用の回線を使い航空会社に要件を伝えてくれます。

そのため、

空港着が遅れたり、空港チェックインが何分前に締め切るかということであれば

いち早く対応してくれます。

旅行総研は国内の各空港に配置されているため、

航空会社と連絡が取りずらい時は電話してみましょう。

 

以上が悪天候などで旅行へ!となったときの問題の対処方です!

常に冷静に動きましょう!!