ジョルダンの旅ブログ

旅行ではなく旅が好き。 TOURISTではなくてTRAVELERです。 仕事をしながら時間を作っては 世界のあちこちを旅しています。 秘境・廃墟・絶景や、 その土地での人・文化・伝統との出会いを求めています。 これは旅をテーマにしたBLOGです。

スリランカ慰安旅⑨~バワ建築 ライトハウスホテル編~

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ガレの旧市街から車で5分くらいのところに、

建築家ジェフリー・バワが最後に手がけたホテル「ジェットウィング ライトハウス」がある。

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海沿いに建つこのホテル、きちんと正装に着替えダメ元でホテル内の見学をお願いした。

 

わい)アポなし訪問すみません。日本の旅行会社で働いているものですが、御社のホテルも販売することがありますのでもしよければホテルの中を見学させていただけませんでしょうか。宿泊もしないのに恐縮です。

 

ホテル)自由に見てください。

 

神対応とはこのことである。

 

ヘリタンス・カンダラマホテルといい、このライトハウスホテルといい、

皆最高の笑顔で出迎えてくれる

 

宿泊もしないのに。。。

 

ロビーに案内され、展示品などを見ているとニーシャンがホテルスタッフに呼び出され、

何か話している。

 

にし)これから、彼女がホテル内を案内してくれるって。

 

素晴らしすぎる。

 

こっちは、ホテルに勝手にけしかけ迷惑をかけている立場。

通常はこちらから何もアクションを起こさない限り、野放しにされ終わり。みたいなのがほとんどだが、案内までしてくれるなんて。

しかも笑顔で!!

 

そんなことされたらこの場でしっかりと紹介するしかないじゃないか、、、

 

ということで、今回は「ジェットウィング ライトハウスホテル」紹介の会です!!!

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フロントを抜けるとテラス付きのカフェ

まずはなぜ名前がライトハウスか。

その所以はホテルの全容を見ていただければ容易に理解できるだろう。

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外から見るテラス

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テラス外から

よ~く見るとこのホテル、船の形をしているのだ。

ホテル先端はとがっており、上甲板をイメージしたテラスも2階部分にある。

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そして、この船写真では見にくいけどよ~く見てみると船の先端の先にはフォートのライトハウス灯台)があるのだ。

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ちなみにテラスからはそのままビーチに続いている

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2階へ連れられていく。

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アメニティールーム

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バーもあってお酒も楽しめる

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どこかの会社のお偉いさんも視察に来ていた。

そして天井の模様もかわいい。

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ここは夕食会場。

ワインセラーもある。

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予約必須だが、ワインセラーの室の中にテーブルとイスが。

そう、ここはワインセラーの中で食事が楽しめる席となっている。

特別な夜にどうぞ。

 

客室は全部で63室。

 

60室デラックスルーム(リラックスルーム)

3室スイートルーム

という構成である。

 

客室の概要を表にしてまとめたえ。

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見学させてもらったのはデラックスルーム。

スイートルームは満室のため不可とのこと。

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全室バルコニー付きのオーシャンビューである。

スイートルームが114平米なのに対して、デラックスが60平米なので狭く感じるが、

60平米でもバカ広いですからね。わら

たしか、ハワイのヒルトンでも45平米くらいだった気がするのでだいぶゆったりとお寛ぎいただけます。

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バルコニーからはインド洋。

最高じゃないですか。

朝起きて、カップルで海を眺めながらセイロンティーでもいかがでしょうか。

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アメニティーも充実です。

 

続いて、その他の施設へ。

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一階廊下。この場所は海辺の岩がごつごつしたエリア。

バワ建築が有名とされる理由の一つに「自然と一体化」というデザイン。

ホテル敷地内には唐突に写真手前の岩が飛び出ていたりと、それがまたセンスを感じさせる。

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2階へ続く階段。

この彫刻には歴史、

ポルトガル軍がスリランカに攻め入ったときの情景をかたどっている。

 

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外へ。

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こ~んな感じのプールがあって、この隣にはお子様も遊べるようにと小さなプールもある。

プールデッキから海を眺めると~

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何やら、屋根の下に小さな席があるではないか。

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細い道を下っていくとその席はある。

ガシポ ダイニング

案内人の人がそういっていた。

特別な2人だけの時間を過ごせるとのこと。

予約必須だが、カップルでお越しの際はサプライズでこの席を予約してみてもいいかもね!!

www.jetwinghotels.com

※ただこの席はホームページには載ってません。ホテル内アンカーバーにて予約できます。特別リクエストになるため、事前にガシポダイニングの指定をしておこう。

 

その他の施設

・ライブ エンターテインメント(カルチャーショー)

・テニスコート

・スパ

・ジム

 

そして、、、

まだまだ終わりじゃない!!

 

このホテルの隣には、

もう一つのホテルがある。

それは、

「ジェットエイング ライトハウス クラブ」

”JETWING LIGHTHOUSE CLUB”

 

両ホテルは繋がっており、お庭から簡単にアクセスできる。

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そしてこのホテル、

ジェフリー・バワの意思を継いだ弟子が手掛けたホテル。

 

そんな師匠と弟子の作品が隣同士にあるなんて、、

なんか泣けるじゃまいか!!

 

それがこちら、

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敷地内の奥にはスパもある。

ライトハウスライトハウスクラブ、どちらに宿泊してもこのスパは利用可能。

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受付の隣にレストラン。

なんと、ここでも特別に客室を見せてくれた。

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丁寧に部屋を案内してくれるスタッフ

ライトハウスクラブの概要はこんな感じ。

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VIPなお部屋が2タイプ。

今回は特別にマハラジャスイートのお部屋を拝見した。

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とにかく部屋が広いしバルコニーにはプール付き。

そしてオーシャンビュー。

 

ジョンデイビーとマハラジャ

この2つの部屋はテイストがことなり、

ジョンデイビーは英国調、

マハラジャはインド調の部屋になっている。

 

クラブルームはライトハウスのデラックスルームと雰囲気はほとんど同じである。

 

ライトハウスライトハウスクラブ

 

両方を見た感じだと、

クラブのほうが高級感がある。

エグゼクティブな感じ。

 

最後にスパ内も見学した。

メニューに関しては下記リンクから。

www.jetwinghotels.com

 

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さてさて、

どうでしたか、ライトハウスライトハウスクラブ

 

スリランカってあんまり日本人がいる気配がないんだけど、

ヘリタンス・カンダラマホテルもライトハウスホテルも日本人がちらちら。

 

隠れた人気を誇る、バワが手掛けたホテルで最高のひと時を過ごしてみてはいかがしら?

 

そして、僕は気付いていた。。

 

多分僕の1.5倍くらい写真撮っています。笑

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ニーシャン!!

 

そして、次回は遂に最終話、首都コロンボ編!!

スリランカ慰安旅⑧~ガレ編~

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エッラを後にした、僕たち。

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ウダワラウェ貯水池(タナマルヒア道から)

スリランカの内陸側にはあちこちに、ナショナルパークがありジープを使って動物を見ることができる。

高いからやらなかったが。。。

写真上はタナマルヒア道からウダワラウェナショナルパークの貯水池を眺めながらガレを目指す。

ただ、運が良ければ、国道からも象やワニの姿を見れる。

ナショナルパークと公道の境は電気ワイヤーで仕切られているため

境ぎりぎりまでやってきた動物であればパークの外からでも見える。

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高地を抜け海沿いを走る。

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ナショナルパークを抜け南下すると雰囲気は一気に港町感が出てくる。

転々とフィッシュマーケットが開かれており、観光客も増えてくる。

 

マタラの町ではフィッシングやサーフィンが有名である。

 

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次第に日が落ちる

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スリランカ旅も4日目。

翌日の夜には空港に向かう。

 

旅の終わりが迫った夕日ってなんだかさみしくなるのが一人旅あるあるである。

 

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夜はドライバー ニーシャンと豪華にディナー。

彼の悪いところは、一度飯を奢ると、それが当たり前になってお礼さえ言わなかったこと!!

それ以外は、良かったけどせめてありがとうくらいは行って欲しかった!!

 

夜も出歩こうと思っていたが、気が付けば朝。

疲れ果てて部屋で爆睡していた。

 

スリランカ5日目

 

朝早く目が覚め、近くにビーチもあるので散歩してみることに。

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ガレの早朝のビーチである。

正直この辺りはそんなに海はきれいではない。

スリランカの北東「トリンコマリー」の町が一番きれいなビーチがあるみたい。

ビーチ沿いには、バーやレストランが連立している。

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路地を歩けば、たくさんの味のあるゲストハウスが。

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スリランカは宝石も有名なので、宝石店もたくさんあるぞ。

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テルチェックアウトを済ませ、ガレの町探索へ。

www.booking.com

 ガレ一番の見どころは旧市街。

ここには、かつてオランダやポルトガル、英国の統治下にあった時代の要塞跡やヨーロッパ調の建物がたくさんある。

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大道芸人も炎天下の中頑張っていた。

ハブとマングース的な?

コブラとモンキー

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このあたりの海は沖合のサンゴ礁壁のおかげでとてもきれいで波も穏やかである。

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海沿いの学校。

小学校くらいかな?

クリケットをして楽しんでいる。

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のどかな時間が過ぎていく。。

ガレの旧市街を後にして、僕は行きたい場所があった。

 

バワ建築の一つ、

 

「ジェットウィング ライトハウス

"JETWING LIGHTHOUSE"

www.jetwinghotels.com


以前紹介したジャングルと一体化しているヘリタンス・カンダラマホテルに次ぐ人気の作品。

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バワが最後に手がけたホテルである。

 

見学でもできればと思い、それまで短パン+サンダルだった服装をちゃんと長ズボン+スニーカーに履き替えた。

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入り口だけ見ると、日本のすこーし田舎にあるようなラブホテルっぽい。。。?笑

いやいや、5スターのホテル!!

いざ、心してかかる。

※宿泊はしないけど

 

次回、ライトハウスホテル編!!

 

スリランカ慰安旅⑦~エッラ編~

スリランカ4日目

 

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朝起きると、連日スパイシーフードの繰り返しで僕の校門が火を噴いているのがわかった。

 

トイレから出ては、ロビーに戻り、トイレから出てはロビーに戻り、、、

 

この反復運動を5回ほど繰り返した。

 

腹痛にはこれがいいんだということで、出されたのがイカとヨーグルトである。

 

さいころ風を引いてお医者さんに行ったとき、食べてはいけませんよと言われたのがこの二つであった。

 

心の声)いや、もっとおなか壊すんじゃあ、、、

 

とか思いながら結局どちらも食べた。

 

よくなったのかわからないが、その後は下痢はしなかった。

 

このホテル。昨晩は暗くて分からなかったが、最高の景色である。

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www.booking.com
行くのには苦労したが、スタッフは常に僕のことを気にかけてくれたし最高のホテルだった。どうやら日本人は初めてらしい。

エッラに行った際はぜひ使ってみてね!!

 

チェックアウト後、まず向かったのは「リトルアダムスピーク」。

 

アダムスピークという山があるのだが、それよりものぼりやく形も似ていることからこの名前がついたらしい。

標高も1141mと登りやすい。

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リトルアダムスピーク入り口

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道中

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霧がかったエラロック

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どんどん登る

だいたい、1.5時間もあれば頂上まで行って帰ってこれる。

このミニアダムスピークのすぐ隣に「エラロック」がある。

エラロックは難易度が高く、だいたい登って帰ってくるまで4時間くらいかかるみたい。

リトルアダムスピークの山頂からは、このエラロックがとてもきれいに見える。

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みんな思い思いの場所を見つけて写真を撮っています。

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まさに大自然のど真ん中!

思った以上に長居してしまったが、

 

次に向かうは「ナインアーチズブリッジ

 

"Nnine arches bridge"

 

アダムスピークから歩いて行けるところにある。

英国植民地時代に造られた鉄道橋である。

 

2時間に1本の鉄道が走っているみたいで、

運が良ければ鉢合わせることができる。

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まさにハリーポッターの世界観!!

近くにいた人に聞いてみると、あと20分で電車が来るとのことなので待ってみることに。

 

youtu.be


鉄道見るとねえ、感じるんですよ。

 

あ~僕も乗りたい!!、、、と。

 

すごく気持ちよさそうに、

窓から身を乗り出している欧米人がちらほら。

 

調べてみるとどうやら、キャンディからエッラまでの鉄道旅がヨーロピアンの中で流行しているようです。

 

次回スリランカに来ることがあれば絶対やります、鉄道旅。

 

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こんな感じで、エッラの駅からずーっと線路を辿って歩くこともできます。

 

という感じで、昼過ぎにはエッラを後にしました。

 

もっと時間を忘れるくらいゆっくりと滞在したかったですが時間が限られているため次はリゾート地ガレに向かいます。

 

連日の超距離運転に、ニーシャンはへとへと。(笑)

ガレに着いたのもその日の夜でした。

 

次回はガレ編!

お楽しみに!!

 

 

スリランカ慰安旅⑥~キャンディ編~

ども。

 

ドライバーを雇って1日目の夜。

 

ホテルに着くころには辺りは真っ暗。

1泊目のホテルはシギリヤエリアの3スターホテル。

一人旅では、ゲストハウスのような安宿に泊まるのが常でしたが

今回は、ホテルはドライバー雇用時の60000円に含まれているため、

全てコーディネーターのクマルに任せていた。

www.booking.com

 まあ、一人で使うとなうと3スターホテルなんざすべて豪華。

贅沢すぎる宿だ。

 

さん)明日から、日本語が話せるドライバーが来る。お前がクマルに言ったのか?

わい)うん。全部クマルと話した。

 

     スリランカ3日目。

 

朝起きると、サンパタの車はなくなっていた。

彼はサヨナラも言わずに帰っていたのだ。

 

朝食を食べ終わると、1台の車が来た。

 

⁇)ニーシャンです。

 

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クマルの言った通り、日本語が話せるドライバー ニーシャンがやってきた。

彼もまた、日本の車関連の仕事をしに、数年日本で生活をしていたという。

こういう境遇の人たちがスリランカにはどうやら多いらしい。

 

ただ、人当たりもよく、英語も日本語もつたないが話すことができる。

 

わい)機能は散々だった。サファリにスパに高すぎてどれも行っていない。行く場所行く場所で高額なお金を請求されてうんざりした。ニーシャンはこの気持ちわかるか?

 

にし)わかるよ。ただ行く場所は決まっていて、もし行っていないとクマルにばれるからサンパタも仕方なかった。僕なら知り合いの安い場所も知っている。ただ、クマルにばれるといけないから秘密にしていてくれ。

 

ええやつやん。

 

非常に物分かりの良いやつだった。

 今日のルートは

 

シギリヤ

古都 キャンディー

茶畑に囲まれた町 エッラ

 

となったが、当初エッラはコーディネーター クマルがざっくりと立ててくれたプランの中には組み込まれていなかった。

本来であれば、キャンディーにそのまま宿泊する予定だったみたい。

だが、この町を空港で出会ったファイイズが勧めてくれたので是非とも足を運びたいと思っていた。

 

くま)エッラは少し遠い。空港ではエッラに行きたいなんて言っていなかったじゃないか。エッラには行けないよ。

 

当然、そんなのでは引くわけない私。

 

わい)んなの空港着いたばっかでどこがいいとかわかるわけないだろ!俺は、6万でドライバーを雇っているんだから好きなところへ連れて行ってくれないとおかしいだろ!

 

くま)いや、だが無理だ。キャンディーでもうホテルを手配しているし、遠いからガソリン代も当初の見積もりよりもかかってくる。

 

ニーシャンは隣で同情してくれている。

だが、僕はもうエッラの魅力に惚れ込んでいた。

 

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エッラ宿泊先のホテルから

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ナインアーチズブリッジ

 

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ナインアーチズブリッジ2


インターネットでこんな風景見せらられたら行くしかないやつやん!

茶畑に囲まれた町、そしてハリーポッターを連想させる鉄道橋。

素敵やん°˖✧◜✧˖°

 

ただ、地図を見ただけでは容易に行けると思っていた。

:

※僕たちが通ったのは、ヌワラ・エリヤを通るルート

 

ニーシャンも、エッラまでは遠いと言っていたし、

チップをあげるからクマルに内緒でエッラまで行ってくれないかと頼んでも無理だった。

車にレコーダーがついていて、どこに行ったかがバレるらしい。

 

わい)それなら、キャンディーで個人的に僕がドライバーを探すよ。そして、そのエッラを見て回り、その日中にまたキャンディーへ戻ってくる。それでいいだろ?

 

早朝、シギリヤを出発し、昼過ぎにキャンディを出たとして、エッラまでの往復は9時間。なんとか行けるだろうという算段だった。

 

にし)それなら大丈夫だと思うからクマルに言ってみる。

 

5分後。。。。。

 

くま)40ドルでどうだ。

 

=また金とるんかい!=

 

わい)だから自分で行くから、もうお前を頼りません!!

 

くま)じゃあ30ドルにする。

 

だから、金の問題じゃねえ!!おれはもうこれ以上お前に1円も払いたくない

 

というのが心の声だった。。

 

10分後、

 

結局クマルからニーシャンに追加代金なしでその日中にエッラまで行くよう電話が入った。

 

 

 

・・・勝った。

お昼12時くらいにキャンディに到着し、

仏陀の歯が納められている佛歯寺(スリダラダ マリガワ)へ観光した。

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佛歯寺

 

お寺内も素通りでゆる~く回ろうと思ったがガイドが付きまとってくるから渋々お願いした。

あんまり頭に入ってきていないが、スリランカの歴史や寺内の壁画や模様を知ることができた。

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が、やっぱりあんまり感動しなかった。

どうしてだろう。。。

なんか、これまでいろいろとヨーロッパの教会やトルコのモスクなんかを見てきたからもう教会、お寺系の観光地は心に響かないのかもしれない。

 

ガイドにチップを払い早々とキャンディを後にした。

街を離れる前、丘の上からキャンディの湖がきれいに見える場所があったので1枚。

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キャンディレイク

そして、いざエッラに向かう。

 

Google mapでは4.5時間の道のりである。

予定通り13時過ぎごろキャンディを出たので、

18時くらいにはホテルに着くだろうと思っていた。

 

が、

 

 

やま。ヤマ。山。

 

標高1000mを超えるような高地を茶畑に囲まれたグネグネ道をひたすら走る。

思うようにスピードも出せない。

 

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エッラまでの道のり

ただ、空気も澄んでいて景色も最高である。

途中、通過したヌワラ・エリヤはかつての英国人の避暑地。

イギリス文化が色濃く残り、

ゴルフ場、競馬場、クリケットスタジアムもある。

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ヌワラ・エリヤ競馬場

この辺り一帯の茶畑を経営している会社の一つは「DAMRO」。

インドの会社みたいで、どこを走ってもこの会社の看板に出くわす。

 

そんなこんなで、気づけば辺りは真っ暗に。

エッラの町に着くころには7時くらいで、

クマルが手配したホテルはエッラの町の中心から少し離れている。

 

山の中なので、インターネットは圏外に。

ニーシャンもホテルの場所は把握していない。

 

生きているGoogle mapのGPSを頼りに進んでいくと

どんどん辺りはは舗装されていない道へ。

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クマル怒ったのかな?

 

とか思いながら、さすがにスリランカの山の中でちょっと日本語が話せる奴と死ぬのだけはごめんだと祈りながら30分ほどこんな道をひたすら走った。。。

 

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着いた。

 

生きていることを実感しながらチェックイン。

 

ココナッツのお酒で乾杯し、夕食にありつけた。

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写真の食事は、スリランカ名物「Devilled chicken」。

ピリ辛のたれで炒めてあるものだが、美味

ココナッツのお酒も、ウイスキーのような感覚で飲める。

 

この日は、エッラ着が真っ暗だったため、観光は翌日!

スリランカ慰安旅⑤~カンダラマホテル編~

ども。

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今回の「スリランカ慰安旅」もともと仕事の鬱憤を晴らすための慰安旅行的なやーつで行きたかったのだが果たして、「慰安」できているのかわからないまま旅は進んでいきます。何かがあるのが旅なので、トラブルがあってもそれを改善するため、乗り越えるために楽しむし、その国の旅を満足いくものにできなければ、その国に魅力がないのではなく、魅力を引き出せなかった旅人が悪い。

そんな意気込みでいつもあちこちを歩き回っている。

 

てな、無駄話は置いておきます。

 

さて、シギリヤロックを後にした次に、僕には絶対に行きたいところがあった。

 

ヘリタンス・カンダラマホテル

 

知っている人は知っている、スリランカの建築家ジェフリー・バワがデザインした最も有名なホテルである。

ジェフリー・バワ - Wikipedia

※バワについてはWIKIを参照にしてみて。

 

なにがすごいのか、

それは地形を生かした設計。

このホテル、

ジャングルとホテルが文字通り一体化している。

 

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www.booking.com

ビジュアルだけで圧倒される。

 

このホテル、5スターホテルなのにだいたい1泊1室20000円以下で宿泊できる。

超安い

 

実は、僕自身が旅行会社に就てめているということを出汁にして

館内見学させてもらった。

泊まらないのに!!(がび~ん)

 

なのに、ホテルスタッフのホスピタリティーのすごさは半端ない。

目が合ったら常に微笑みかけてくれる。

 

それだけでも満足なのに、案内まで行ってくれるとは

さすがバワ。

さすが5スター。

 

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館内スパメニュー

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夕食会場 窓からはカンダラマレイクを一望できる

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インフィニティ―プール

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テラスカフェ

外観はとにかくすごい。(語彙力w)

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設備も充実しててホテルだけでも1日楽しめそう

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テラスカフェで1杯。おさるさんとともに。。

ん~もう大満足ッ!!

 

・・・ということで、3スターの宿泊先へ向かう。(笑)


非常に内容の濃い一日となったが(まだスリランカに来て2日目w)、

実はカンダラマホテルに到着する前、ドライバーと一悶着あった。

その一部始終をご覧あれ。。。

 

時はさかのぼること、

カンダラマホテル到着1時間前。。。。



シギリヤを後にした、僕とサンパタ。

 

人気のサファリパークがあるとのことで連れて行ってくれるらしい。

そんなに、サファリパークには惹かれなかぅたが、

まあそんなに言うなら行ってみるかということでシギリヤから車で30分くらいのところにあるサファリパークに到着。

 

ミンネリアサファリパーク

goo.gl




さん)よしついたぞ。行ってこい。

わい)いくらするの?

さん)覚えてねえ、あいつが教えてくれる。

 

と言われ、受付みたいな小屋に連れていかれた。

中央には、紙幣をかぞえているおっさんがいた。



おっ)はい、1万円ね。

わい)払えるか、ボケ!!!

 

料金言われ、0.2秒くらいで振り返り車に戻った。

 

こいつら、観光客を完全に舐めている。

そこで確信したが、コーディネーター  クマルや

このサファリパークの人間はつながっていて、

ドライバーはこういったつながりのある観光地に連れていくよう指示されている。

おそらく、かなりの金がこの1万円からクマルのポケットに注ぎ込まれていることだろう。

高い金を外国人から巻き上げて、経営側の人間だけが得をするのだ。

 

ほかのヨーロッパやアジア系の観光客は代金支払って、サファリの中へ入っていく。

 

だが、僕は

んな経営戦略にわざわざ乗るわけないだろうと思った。

 

クマルが裏で大量のお金を数えている姿が脳裏に思い浮かんでくる。

いやらしいにやけ顔。

すぐにでも踏みつぶしてやりたい。

 

サンパタにこう言った。

わい)ここは、観光客価格。こんな高いお金払えない。こんなツーリスティックプレイスには興味はないからパスしてくれ。

こんなとこ行くよりカンダラマホテルに行きたい。

 

さん)いくらなら行ける?ENJOYできるぞ。いってみたらどうだ。


わい)1万円とかもはや交渉の余地はない。パスする!パスパス!カンダラマホテルに連れていけ

 

さん)わかった。じゃあもう一つの場所に連れていくから車に乗って。カンダラマホテルは遠いから今日はいけない。

 

いやいや、行かないっつってんだろと思いながら、車に揺られること3分。

サファリ付近のもう一つの小屋に連れていかされた。

そこも、どうやらサファリパークの委託業者のような場所で8000円でどうだと言ってきた。



さすがにサンパタにキレた。

 

わい)てめえの状況はわかる。

オーナーの指示で決まった場所に連れて行かないといけないのはわかるが、

俺はこれ以上無駄にお金をかけたくないし、もっと行くのであればローカルな場所にいきたい。

ちなみに、この後もどこかに行くことになっているだろう?どこに連れて行く気だ??

 

さん)スパだ。

 

わい)どうせそこでも1万円くらいとるんだろう?そんなところ絶対いかん!行く場所行く場所で金とりやがって、今すぐカンダラマホテルへ行け!

 

さん)・・・・・。

 

ドライバーと険悪ムード突入である。

 

だが、ここでキレておいて本当に良かったと思っている。

そうでなければ、こんなのただのお金を落とす都合のいいカモだ。

 

カンダラマホテルが、遠いといったのも、サンパタの連れていきたいところに行くためのウソでる。

実際にその日の宿からカンダラマホテルも40分ほどしか離れていない。

 

僕はGOOGLE MAPで確認できていたので全部お見通しであった。

 

そして無理やりカンダラマホテルまで連れて行かせた。

※多分、サンパタは事務所に戻ったら、クマルからなんで、サファリとスパに連れて行っていないんだ!と怒られるであろう。だが、関係ない。

 

と、いう感じで一悶着あった。

 

カンダラマを後にし、ついにホテルへ向かう。

 

スリランカ慰安旅④~シギリヤ編~

ども。

 

スリランカ旅も2日目に突入。

といっても、1日目はほぼ移動+トラブルのみだったため特に何もしていない。

 

ドライバーと2人でシギリヤを目指す。

 

この旅一番の見どころである。

 

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◇2つ目の失敗

英語話者ドライバーを雇い、まあ気軽にドライバーとお話でもしながら約4時間の長時間移動を乗り切ろうと。

 

そう思っていた。

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こいつ英語ほとんど話せない(がびーん)

 

いや、話せないことは問題ではない。

 

話そうとしないのである。。。

 

これが2つ目の失敗。

 

なんか妙にこの部分は日本人ににてるというか。。。

 

僕はもっと現地の人でしか知りえないような情報が欲しい。

そのために現地ドライバーを雇った。

 

ただの運転するだけのロボット人間であるのであれば、もっと良い移動方法を選択する。

それなのにこのドライバー、話さない。。

 

確かに何かおかしいと思った。

こいつ、初めて会った時も自己紹介すらしてこなかった。

 

胸糞悪かったが、もうお金は払っていたので、どうすればこの状況を楽しめるか考えることに。

 

多分こやつの英語スキルは英検4級以下くらいしかない。

そんな奴が、英語話者ドライバーと謳って仕事にするんじゃねえ!!

 

いや、でもこいつは悪くない。

ただ雇われているだけなのだから。。

脳裏に浮かんでくるのはコーディネーター  クマルの顔。

あの野郎。。。。

 

絶対に許さん!!

 

ドライバーにその日に行く観光地を聞いても、うまく教えてくれない。

本来翌日行く話になってた場所に今日行くことになったとか言い出したり。

 

そこで次に思い浮かんだのは、

昨日ホテルまで送ってくれたファイイズ

 

そうだ、あいつにドライバーを頼もう。

 

この旅、楽しめなくなればそこですべて台無しになる。

それはしたくない。

そこで、ドライバーのファイイズに連絡した。

 

◇クマルへのクレーム

 

あいにくつながらなかった。

そこで、キャンセルできるかを聞くために、クマルに電話した。

ドライバーのサンパタには聞かれないようにサンパタの休憩中に電話した。

 

わい)おい、キャンセルを考えているんだが、キャンセル料はいくらだ?てめー英語話者ドライバー手配するとか言いながら全然コミュニケーションとれねえじゃねえか!!

 

くま)ごめん、ごめん。昨日お客さんが来たのが深夜だったから英語が話せるドライバーの手配が難しかったんだ。

だが、キャンセルに関してはちょっと待て。また、折り返し電話するから。

 

わい)実は、昨日ホテルへ帰るときに、日本語が話せるドライバーに出会った。そいつがOKであれば、運転はそいつに頼む。だから僕はここまでのキャンセル料を払うから、キャンセルさせろ。

 

くま)とにかくちょっと待て。お客さんがハッピーになれる方法を考える。とにかくすぐ折り返す。

 

10分すると、またクマルから電話があった。

 

くま)ドライバーを変える。が話せるドライバーだ。だが、契約等の問題もあるため、すぐにというわけにはいかない。だから、明日朝からの合流になる。それで何とかしてくれないか。

 

クマルは少しばかりの誠意を見せた。

 

2日目から日本語話者ドライバーに変えるとのことで手を打った。

とりあえず、その日1日はサンパタがドライバーを務めた。

 

最後にクマルにこう言った。

 

わい)サンパタに言っておいてくれ。あなたは悪くないと。ただ、僕がもっとこの旅を充実させるための判断だから。

 

そして、その後は、勝手に少し気まずさを醸し出しながらシギリヤへと向かった。

 

◇シギリヤ着!!

ジャングルの中の道路を走っていると、段々とその全容が見えてくる。

シギリヤロックが視界入った瞬間感じる

 

スリランカに来た感°˖✧◝✧˖°

 

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この圧倒的迫力。

 

シギリヤロックの観光はドライバーは同行しない。

出口で待っておくとのこと。

 

シギリヤは外国人の入場料がばりばり高い。

 

 

35ドル

 

ひえ~と思いながら、ここに行かなきゃスリランカに来た意味なんぞなくなってしまうので仕方ない出費と思って支払う。

さらに、英語ガイドに10ドル払った。

ガイドは任意だが、せっかくだからいろんな背景も知っておきたいし、

かなりベテランのガイドだったのでお願いした。

そのため、シギリヤロックはガイドのおじいちゃんと行動することにした、

 

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英語ガイドのダヤ

 

ガイドのダヤの話はかなり濃厚で、これまでのドライブでサンパタと意思疎通が取れなかったため、ここで一気に発散した。わら

 

また、シギリヤはたくさんの野生動物が暮らしている。

サル

 

イグアナ

黄色いトカゲ

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運がいいとワニもいるらしい。。

 

シギリヤロックは頂上まで登るのに1200段の階段がある。

多くの人は、日中暑くなる時間をさけて、気温の低い午前中に登る。

そのため、午前中は混み合うのだが、僕が行ったのは1時ごろ。

一番熱い時間帯だったため、割とすいていた。

 

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岩と岩の間をくぐって、階段を上る。

 

チラッと後ろを振り返ると、はい、絶景°˖✧◝✧˖°

 

ガイドのダヤ。御年59歳。

若い時はシギリヤロックを1日3往復していたという。

今は膝を壊して1日1往復。

いやいや、それでもスーパーおじいちゃんですよ。

 

どんどんどんどん進むダヤ。

 

ミラーウォール。

かつて、この壁を鏡代わりに使っていたんだって。

 

ライオン像のところまで来た。

ここまでくれば頂上まであと一息。

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途中、大きなハチの巣もあるので刺激しないよう要注意。

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そして頂上。

煙が上がっているのは、焼き畑をしているところ。

 

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かつて頂上には要塞があった。

その基盤がいまでも残されている。

 

かつて従えていた女性たちに使わせていたプールがシギリヤにはいくつも残っている。

従えていた女性は1500人。

その女性たちの壁画が今も残っている。

ただ、そこだけは撮影NG。

壁画の劣化を防ぐためなんだと。。

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頂上からの景色を見ると、達成感と壮大さとで、これまでのうっぷんが全て吹き飛んだ。

 

35ドルもどうでもいいし、

英語が話せないドライバー、

ぼったくりコーディネーター クマルも

みんなどうでも良くなった。

 

ちなみに、シギリヤロックよりすぐ隣に、これまた小高い丘があるのだが

ここも隠れた観光スポットというか、シギリヤが良く見えるポイントになっている。

しかも入場料400円程度。安い。

かつて、シギリヤロックの頂上に要塞を構えていた王様の弟に兄がこの丘の頂上にお寺をプレゼントしたそうな。

時間があれば行ってみよう。名をピドゥランガラ山というらしい。

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頂上から降りるときも絶景である。

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てな感じでシギリヤロックを後にして、シギリヤエリアの宿に向かうことに。

 

ただ、この後もドライバーと一悶着あったのだが果たして。。。

 

パート5へ続く!!!

スリランカ慰安旅③~ネゴンボ編~

 

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どーも。

この記事からスリランカ旅のスタートから綴ります。

 

4泊6日の旅。

 

スリランカまでの行きかたは、いくつかある。

成田発の直行便から、地方発の人であれば、上海(MU)韓国(KE)シンガポール(SQ)香港(CX)で乗り換えて行ける。

今回は、福岡空港から出発。

CXの香港乗り継ぎを利用。

 

ETAというビザの取得のために最初の1泊のみ、

ネゴンボの宿をとっていた。

www.booking.com

正直、事前にスリランカという国を調べることがあまりできておらず、

ネゴンボからどのくらいでシギリヤへ行けるのかなど全然把握できていなかった。

とりあえず、帰国まで付き合ってくれるドライバーを雇い、

そのあとドライバーとプランを決めようと思っていた。

 

しかし、出発前はあまり何も考えていなかったが福岡空港を夕方出発し、

コロンボ空港(バンダラナイケ空港)に深夜到着。

 

・・・・それが間違いだった。

 

◇最初の失敗

ETAを事前に取得していたこともあり、スムーズに入国を終えた。

到着ロビーに出た瞬間、両替やタクシー、ツアーの勧誘がちらちら。

これは日本以外どこの国に行ってもあることだから基本的には「流して終わり」を貫いた。

雰囲気で一番まともそうな両替所でいくらか両替した。

 

🔴豆知識

アジアとか、東ヨーロッパなんかは、少額の買い物に高額紙幣で支払おうとすると

拒否されることがある。

(例えば100円のお買い物に10000円札で支払うとか)

スリランカもそういう国だろうと思って、細かいお金の両替を要求したが、

両替所のお兄さん曰く、この国はその心配はないらしい。

疑っていていたが、その後旅先でいろんな人に聞いたがどうやら本当らしい。

 

そして、契約する気はなかったが一つのタクシー雇用会社の客引きにつかまってみた。

彼はいろいろな提案をした。

僕が要求したのは

コロンボ

・シギリヤ

・バワ建築

この三つをおさえてほしいということ。

 

すると、最終的にスリランカに到着した翌日から3泊5日で

ネゴンボ

シギリヤ

キャンディー

ガレ

コロンボ

を回ってくれて、ホテルも付けてくれる。

これで、7万円。

 

。。。いや、高すぎ。

 

いくら何でもこの価格が観光地価格というのはわかる。

客引きしてきたコーディネーターのクマル。

こいつ完全に舐めとるわと思い、さっそく宿に向かうことに。

でも彼は引き去らず、6万円でどうだと提案してきた。

 

僕の感覚だと1万円以下で行けると思っていたので、

もはや交渉の余地なし。

 

だが、空港到着が深夜ということもあり、宿についてもし何も提案してくれる人がいないとどうしようという不安に駆られた。

そうなると、2日目は完全にドライバーと交渉したりで、3日目以降のプランを立てることに費やす必要があると思い、クマルと連絡先を交換した。

 

そしてウーバーのアプリを使って空港から宿に向かおうとしたが、

上手くドライバーとマッチングできず、

結局、以前日本で車関係仕事をしていたドライバーのファイイズに声を掛けられホテルまで向かうことに、、

 

これまで旅をしてきた中で、

海外で日本語が話せる外国人=要注意人物というのが染みついていた。

特に何かされたわけではないが、相手を油断させて高額なものを請求されるなんてのはよくあることだから。

 

最初は、ファイイズのことは信用してなかったが案外いい奴だった。

 

長時間のフライトでおなかも減ってるだろうということで、

ホテルに寄る前にローカルフードのレストランに連れて行ってくれた。

 

コットロティ

 

ファイイズが勧めてくれた、スリランカ料理の一つ。

野菜と鶏肉とロティと呼ばれる薄いナンを細かく切ったものを炒めた料理。

(チャーハンのお米が細切れナンにかわったような料理)

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※深夜でも空いているテイクアウトもできるレストラン

めちゃめちゃうまいし安い!!

 

しかも大皿いっぱいに盛られたコットロティが150円ほど。

これだ、こういった感動を期待していたと思いながら、満足してホテルへ向かった。

 

 

ホテル到着。

ファイイズにお礼を告げいざチェックインへ、、が、

 

 

ホテルの明かりがついていない。。

 

カギが閉まっている。。

 

ベルもない。。

 

誰もいない。。

 

 

。。。チェックインできず。(ガビーン

www.booking.com

 

振り返るとドライバーのファイイズも帰ってしまっている。。

宿に電話を入れても全くつながらず。。

事前にチェックインが遅くなるのは伝えていた。

だが、ダメだった。

 

 

この辺りはゲストハウスが連立する通りだが、さすがにどこもかしこも明かりはついていない。

深夜1時過ぎ。

真っ暗な人通りのない通りで一人ぼっちになってしまった。

しかもスリランカという異国の地で。

 

幸先悪すぎと思いながら彷徨った。

 

これが、最初の失敗である。

 

だが、旅に失敗はつきものなのですべて受け入れる。

 

◇その後

チェックインできなかったホテルから500m位離れたところにあるホテルの前で2人の男が談笑していた。

マリファナでもやっているのか、それとも彷徨っている自分をあざ笑っているのか。

なんにせよ、こいつらの話など一切聞かんと誓った。

 

「部屋がねぇんだろ、俺の部屋を見ていけ」

 

空いているホテル探しで疲れていた。

みるだけみるかと思い、その男についていった。

 

案内されたのは普通のシングルルーム。

エアコンも完備されており、3000円。

 

スリランカにしては少々高すぎやしないかいと思ったが

ほかに行く当てがないためここに決めた。

ただ、booking.comには載ってないホテル。

パスポートのコピーもとっていないしちゃんとしたとこなのか疑問に思ったが

 

まあいっか。

 

www.tripadvisor.jp

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ホテル外観

朝は7時くらいに目が覚めた

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ゲストハウスが立ち並ぶ通り

ビーチが近いということもあり、海沿いを散歩した。

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ネゴンボビーチ 地元漁師が罠の準備をしたり市場を開いている

翌朝は、コーディネーター  クマルの部下が迎えに来た。

9時後だったが、ホテルのオーナーはまだレセプションにはおらず、

ホテルの庭のカギも閉まったままだったためカギだけレセプションに置いてホテルをでた。(代金は前払いだったので問題ない)

 

ドライバーと簡単な挨拶を終え、

いざ最初の目的地、シギリヤへ向かう。