ジョルダンの旅ブログ

旅行ではなく旅が好き。 TOURISTではなくてTRAVELERです。 仕事をしながら時間を作っては 世界のあちこちを旅しています。 秘境・廃墟・絶景や、 その土地での人・文化・伝統との出会いを求めています。 これは旅をテーマにしたBLOGです。

東欧3カ国を巡る① 片道27時間のバスに揺られてどこへ行く

BEFORE THE JOURNEY

さて、今回の旅の記録は、ブルガリア留学時代の夏休み、一人旅で

 

ハンガリースロバキアポーランドの3カ国の旅である。

 

長い夏休みの期間いろいろなところへ旅をした。

 

その中で、一番移動時間の長いバスに乗ったのが今回の旅である。

 

ブルガリアからポーランドまで バスで27時間。

 

ブルガリアからトルコまでの5時間ほどのバスでヒーヒー言っていたのに、

27時間となると想像を絶するものとなった。

 

ルートは

 

ブルガリア 

 

→ ポーランド 

 

→ スロバキア 

 

→ ハンガリー 

 

→ ブルガリア

 

※復路ハンガリーからソフィアは寝台列車、それ以外はバス移動

 

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旅の第一の目的は、ポーランドアウシュビッツ収容所を見学することだった。

ちょうどアウシュビッツと広島・長崎の原爆の悲劇が重なって、留学中は1度は以降と決めていた。

それに、その年は広島に原爆が落とされて70年目にあたっていた。

 

どうせポーランドまで行くなら道中も楽しみたいとのことで、特にぱっとしたもののないスロバキアと温泉で有名なハンガリーの首都ブダペストに行くことにした。

 

出発前にブルガリアに留学していたポーランド人に一番安い方法で

ポーランドに行く方法を聞くとこのサイトが安いよとのことで教えてもらった。

www.sindbad.pl

ただ現在このサイトでは、ソフィアからポーランドのクラコフまでのバスの運行はなくなっていた。安すぎたのかな?

セール価格で20ユーロ。大体の相場は70ユーロくらいが片道の料金である。

 

アウシュビッツについて調べているとどうやらポーランド人でもなるのが

難しいアウシュビッツのガイドに日本人が働いているとのこと。

中谷さんという方で直接メールも送らせてもらったが、

ちょうど先客がおり無理だとのことだった。

普段の旅では英語のガイドで全然問題ないのだが今回ばかりは

言っていることを100%理解したいと思い、日本語ガイドを望んだがかなわず。

 

2015年8月 ポーランド

 

ブルガリアから一番近い国がハンガリーであったが、

一番遠いポーランドから旅をスターとさせることにした。

 

ソフィアから27時間のバスである。

道中、セルビアを通過するのだが、この国はEUの非加盟国のためブルガリアハンガリーのそれぞれの国境沿いでは入国&出国手続きのため真夜中でもお構いなしにバスから降ろされパスポートチェックと荷物チェックがある。

旅慣れていない最初のころはなんだなんだと思いあたふたしていたが、

今となっては慣れたものだ。

※手続きは15分から1時間くらい。車の込み状況によってはかなり待たされることになる。

 

東欧にきたら結構な確立で、バスでは隣の人に声をかけられる。

日本人がかなり珍しいからだ。

しかも、その人がおじいちゃんやおばあちゃんだった場合はほぼ間違いなく話しかけられるので要注意。(笑)

 

今回も声をかけられた。

「どこから来たの?」

「何を勉強しているの?」

ブルガリア語はわかる?」

なかなか寝させてくれない。(笑)

 

今回にいたっては近くにそのおじいさんの家族も乗車しており、

会話がどんどんどんどん車内に広がってしまった。。。

 

「おー!日本人の学生か!!」

「すごいな!!」

 

みたいな。(笑)

そんなおじいさんの孫に当たる二人の女の子と仲良くなった。

二人ともソフィア出身の高校生である。

ハンガリーブダペストを旅行するという。

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二人の女の子。記念に1枚。

見てわかる通り、
上の写真はセルビアハンガリーの国境でとったものだが

ほとんど寝るれていないため顔がかなり疲れている。。。

 

まあしかし、まったく話しかけられないよりかは

話かけてもらえるほうがありがたいと思ってる!

 

そんなこんなで27時間が経った。

セルビアベオグラードハンガリーブダペストスロバキアのブラティスラバを経由しポーランドのクラコフにたどり着いた。

目的のアウシュビッツはクラコフからバスで少し行ったところにあるので

その日は予約しておいたゲストハウスに荷物を置きに行く。

クラコフに到着したときが昼前くらいだったので、疲れてはいるものの

アウシュビッツまでの行き方と市内を少し探索することにした。

www.booking.com

 

街を歩いてみるとびっくり。

ずっと東ヨーロッパを旅していたので、

東欧=黒ずんだコンクリート作りの味気ない街並み

という印象が強かった。

しかし、クラコフは西欧風の建物が多い。物価も安いし、食べ物もおいしい。

かなり気に入った。

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ロシアやジョージアポーランドにも餃子のような食べ物がある。

皮の厚さや中身はそれぞれの国の特徴があって面白い。

 

中国から伝わってきたのかな?

 

 

翌日はバスでアウシュビッツへ!!

 

東欧3カ国を巡る②に続く