中国の秘境―武陵源への旅―PART2
中国の秘境―武陵源への旅―PART2。
このパートでは、武陵源のメインとなる観光エリアである、
張家界森林公園について書いていく。
まず、武陵源はそれぞれの3,4個ある観光エリアが離れいる。
例えば、メインとなるのは①張家界森林公園。
次に②張家界大峡谷。そして、パート1で紹介した天門山。
それぞれバスで移動すると1時間以上はかかる。
天門山のある張家界の郊外にあるバスターミナルからバスに乗
り、
70分ほどで張家界森林公園のある小さな町へ到着する。
ここは、有名な観光スポットとなっている山が3種類ほどある。
図の右下の赤丸はホテルやレストランが多くあるエリアとなっている。
空気もきれいだし、最近開発が進められているのか、新しい建物も多い。
図の小さな赤丸で囲った塔みたいなものが張家界森林公園の受付である。入場ゲートやチケット売り場、バス乗り場がある。
張家界森林公園はここだけの専用のチケットの購入が必要。(日本円で約4200円)
このチケットで4日間使える。だが、1日や2日間のみしか回らない人にとってみると料金は割高である。入場口で転売防止のための指紋認証が行われる。
現地はひたすらハイキングするようになる。ポイント毎に無料の連絡バスが行き来しているため移動は楽。ポイント間の移動は道がとてもくねくねしておりバスも非常に揺れる。そもそも中国人の運転もあらいこともあり、15分ほどの連絡バス中で車酔いで吐く人もいた。車酔いしやすい人は気を付けよう。図のPがシャトルバスの発着地となっている。
僕は1日だけ森林公園を観光した。
一日中山を登ったり下りたり。
ルートを紹介すると、
A➡B➡C➡D➡E➡F➡E➡G➡H➡I➡A
となる。
Aが受付を済ませ入場口から入ったバスターミナルとなる。
森林公園のスタート地点だ。
朝は9時くらいから出発し、最初のスタート地点に戻ったのは17:30頃だった。
たしか、ロープウェイもバスも17:00が最終の便になるから気を付けよう。
最初のバスターミナルで気を付けたいのが、
現地の人と見られるおばちゃん集団が近寄ってくる。
聞き取れない思い切り中国語寄りの英語で、何か話してる。
まったく聞き取れない。
張家界に入ってから、観光地やレストランで英語を話せる人が
皆無だったから最初から理解する気なんてなかったが、このおばちゃんたちとにかくしつこい。
売り子にしては何も持ってないから何を求めているのかわからなかったが、
よく見ると、何かGUIDEと書かれた安っぽいタグを首からぶら下げている。
森林公園のガイドを約3000円くらいで雇わないかというものだった。
当然却下。
英語も話せないのによく言えたものだ。
結局彼女たちは観光地にどこにでもいる売り子だった。
バスに乗り、最初はAからIを目指す予定だったが、
気づいたらIのポイントを通り過ぎていてBに来てしまった。
ここのバス、あらかじめ私はここで降りたいのだと運転手か中国語が分かる乗客に伝えたほうがいい。
異国の地に来たときは周りの人にどんどん助けを乞おう。
予定変更でBまで来たが問題はない。
ここはルートがたくさんあるから自由に回れる。
Bには世界一怖いといわれるエレベーターがある。
丁度赤丸で囲ったところだ。
前面がガラス張りになっており、武陵源の奇岩地帯を一望できる。世界一怖いと言われる所以は中国製だからか、それともその景色の壮大さゆえか。。
そんな感じで皮肉った記事も見つけた。
あとはシャトルバスを使いながらひたすら山登り。
現地の人たちが観光客相手にところどころで商売をしている。
露店を開いたり、山道を図右にある担ぎ椅子みたいなもので移動したり。。
観光スポットになっているところは、他のポイントより
絶景であるが、カメラの後ろではマナーの悪い中国人がうじゃうじゃいる。
パンフレットにのってないところでも景色の素晴らしいところは
たくさんある。
落ち着いいて楽しめるポイントを見つける。
しばらく座って何も考えない時間を作る。
ただただ美しい。
H➡Iにいくロープウェイ。奇岩の間をすり抜けて下るロープウェイは圧巻。
この時点で17:00くらいでロープウェイもクローズ間近。
時間に余裕をもって行動しよう。
てなわけで今回は写真中心の記事。
次回はガラスの橋についての記事を書きます。